アイシン産業株式会社
最終更新日:2024-07-19 09:04:25.0
【事例紹介】嵩密度が異なり、層状となった2種類の原料の空気輸送を可能にする
バキュームコンベアー Volkmann
Volkmannのバキュームコンベアーは、様々な種類の粉粒体、粉末および顆粒、錠剤、丸薬、カプセル、フレーク、ペレット、さらに大きな断片まで搬送可能です。2000を超える豊富なテストデータやアプリケーションは、たくさんのお客様の課題を解決してきました。
【特徴】
■駆動は圧縮エアーのみで発火源がなく、防爆ゾーンに設置可能
■高真空を作り出すエジェクターで効率の良い輸送
■プラグ搬送が可能で混合粉の偏析は極めて少ない
■工具なしで分解可能、洗浄が容易
■交換が容易で信頼性の高いフィルターシステム
※詳しくはカタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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粉粒体流動活性化システム『エアースイープ(AirSweep)』
『エアースイープ(AirSweep)』は粉粒体の流れを活性化し、生産効率の改善に役立つ流動活性化システムです。圧縮エアや不活性ガスをごく短いパルスで360°方向へ噴射することにより、1台で最大2.4mの範囲で粉粒体を流動化させ、「ブリッジ」「架橋」「ラットホール」の問題を解決します。
難排出物・湿潤材料・固結原料等で、貯蔵サイロやホッパーからの排出にお困りの場合や、エアーレーションパッド、ノッカー、バイブレータでは思うような効果がなかった場合に是非お試しください。
【特長】
■容器に対しバイブレータやノッカーのような振動やストレスを与えない
■容器の外から取り付け、整備が可能
■後から設置することが容易で、400°Cになるような設備にも使用可能
■活性化された粉粒体が先入れ先出しの理想的な流れで排出される
■メンテナンスがほとんど不要
■世界中の多くの企業で活用
特許を取得したバルブ設計にて噴射後に瞬時にバルブが閉じシールされることにより、粉体が内部に入り込むことを防ぎます。
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【事例紹介】製薬メーカーにおける流動性の悪い原料に対する解決策
錠剤の製造では、ブレンダーで混合した粉末原料を容器やホッパーに溜めて、そこから打錠機へ供給しますが、多くの微粉末はブリッジや偏析を起こしやすく、これは世界展開している大手製薬メーカーにとって大きな悩みでした。
今回の記事はAirSweepがこのような悩みを解決した事例をご紹介いたします。
■問題
ブリッジの発生が品質にも影響
ある製薬メーカーでは市販薬であるアセトアミノフェンの製造中、混合された粉末原料がホッパー内でブリッジを起こしていましたが、これは生産の遅延に繋がるだけではなく、ブリッジが崩壊し一気に流れた粉体が溢れることにより下流工程に影響を及ぼし、清掃するのも大変な状態でした。
また、原料の供給が不安定になることにより製品の均一性と品質が損なわれ、これは多額の費用を伴う製品回収に繋がる可能性があり、薬の評価を下げ製品の安全性に対し不安を与えるリスクとなります。
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【事例紹介】層状となった2種類の原料をVolkmannで空気輸送
嵩密度が異なり、ホッパー内で層状となっている原料の空気輸送が可能か
工場新設のために、サイロからミキサーまでの最小化を望まれるお客様、原料は嵩密度が異なる2種の粉体です。
(原料)消石灰/炭酸カルシウム
今回のテストでは「嵩密度が異なり、ホッパー内で層状となっている原料の空気輸送が可能か」という課題を弊社R&Dセンターを使用し、実設備に近い状態を再現してVOLKMANNのバキュームコンベアーを使用した空気輸送テストを行いました。
テストを行ったところ、消石灰は、能力も問題なく輸送できましたが、炭酸カルシウムは嵩密度が高く、閉塞が発生しました。
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