ロンザ株式会社
最終更新日:2024-08-05 11:28:10.0
Nucleofectorカタログ
基本情報Nucleofectorカタログ
遺伝子導入装置【Nucleofectorテクノロジー】の製品カタログです。
Nucleofectorテクノロジーのカタログです。
詳しくはカタログダウンロードをお願い致します。
細胞株のニーズに合わせて設計された新しい遺伝子導入技術です。これは電気パラメーターと細胞の種類別の専用試薬との独自の組み合わせに基づいた非ウイルス性の方法です。
最良のNucleofection条件は、遺伝子導入される基質ではなく個々の細胞種によって決まります。これは、DNAとRNAのNucleofectionには全く同じ条件が適用されるとを意味します。このため、基質の切り替えまたはDNAとRNAの同時遺伝子導入はとても簡単です。
Nucleofectorテクノロジーは非ウイルス性ですが、DNAを直接核酸に導入することが可能です。このため、Nucleofectionは、神経細胞や静止期の血球などの非分裂細胞でさえも遺伝子導入できる能力を発揮します。
遺伝子導入装置「4D-Nucleofector-Xユニット」
4D-Nucleofectorシステムはコアユニットをベースシステムとして、様々な拡張機能ユニットを単独あるいは複数接続して使用することができます。
加えてコアユニットではタッチパネルでの操作を行うことができ、また細胞タイプごとに合わせたプログラムが内蔵されています。
「Xユニット」では用途に合わせて20µLストリップ(16well同時処理可能)、または100µLキュベット(2スロット同時処理可)の使い分けが可能。
■特徴
〇多様な初代細胞・株細胞への遺伝子導入
・5種の初代細胞専用試薬と3種の株化細胞専用試薬、幅広いパルス条件を提供することで広範な細胞種に対応
・最適条件検討キットの使用により、最適化プロトコルのない細胞にも対応
〇細胞機能の維持
・導電性ポリマー電極により金属イオンの放出なし
※詳細は資料をダウンロードもしくはお問い合わせ下さい (詳細を見る)
接着細胞の遺伝子導入に4D-Nucleofector-Yユニット
これまでのエレクトロポレーションベースの方法では細胞を浮遊状態にすることが遺伝子導入を行う際の必須条件でした。
4D-Nucleofector-Yユニットでは接着細胞をプレートに接着させたまま遺伝子導入することができます。
一般的に接着状態で培養される固形組織由来の細胞(内皮細胞、上皮細胞、神経細胞など)でも遺伝子導入後も生理学的状態を維持することができます。
■特長
24ウェルプレートで培養した細胞にそのまま直接遺伝子導入が可能
- 培養期間中はどの時点でも細胞へのヌクレオフェクションが可能
- 最大70%の導入効率で高生存率を実現
- Clonetics動物初代神経細胞に対応
※詳細は資料をダウンロードもしくはお問い合わせ下さい
(詳細を見る)
大腸菌・酵母や多検体の遺伝子導入に「96-wellユニット」
4D-Nucleofectorシステムはコアユニットをベースシステムとして、様々な拡張機能ユニットを単独あるいは複数接続して使用することができます。
加えてコアユニットではタッチパネルでの操作を行うことができ、また細胞タイプごとに合わせたプログラムが内蔵されています。
「96-wellユニット」は1回に最大96サンプルを実行、実行後連続して稼働可能。96サンプルの導入処理は5分程度で完了します。
★細胞に加えて大腸菌や酵母に対するプログラムの実行可能★
■特徴
〇多様な初代細胞・株細胞への遺伝子導入
・5種の初代細胞専用試薬と3種の株化細胞専用試薬、幅広いパルス条件を提供することで広範な細胞種に対応
・最適条件検討キットの使用により、最適化プロトコルのない細胞にも対応
〇細胞機能の維持
・導電性ポリマー電極により金属イオンの放出なし
※詳細は資料をダウンロードもしくはお問い合わせ下さい (詳細を見る)
大容量向け遺伝子導入装置 Nucleofector LVユニット
大容量デバイスLVユニットが4D-Nucleofectorの拡張ユニットとして登場しました。
閉鎖式システムで 1×10^7~1×10^9の大量の細胞を一度に遺伝子導入可能なNucleofectoデバイスです。
まずはじめに4D- Nucleofecto-Xユニットにて小スケールにてお試しいただき、Xユニットで使用したプロトコルをそのまま4D-Nucleofector-LVユニットに適用してご使用いただけます。
XユニットからLVユニットへの移行は、T細胞、CHO-S HEK293-SやK562細胞において確認しています。
*本製品は研究用途限定となります。
■特徴
・閉鎖式システム – 109の大量の細胞まで無菌状態で遺伝子導入可能
・拡張性 – 小スケールから大容量まで幅広く利用可能
・確立されたプロトコル – 700 以上の細胞種に対して最適化されたプロトコル
■アプリケーション
・細胞治療に使用可能な細胞のEx-vivo改変(ゲノム編集、CAR-T細胞の作成など)
・一過性発現によるタンパク質・抗体のスクリーニング
・セルベースアッセイ目的の一過性発現細胞の大量作成 (詳細を見る)
遺伝子導入装置 384ウェルHTNucleofectorシステム
HT Nucleofectorシステムは384ウェル形式でのハイスループットNucleofection向けの独立したプラットフォームです。1プレートあたりの処理時間が1分間と極めて短いため、再現性を必要とするスクリーニングに最適です。さらにNucleofector試薬に細胞がさらされる時間を最小限におさえて、新たに最適化することなく既存の96wellユニットプロトコルをそのまま利用することができます。
■特徴
・384ウェルプレートを1分で処理
・既存の96-well Shuttleプロトコルを採用
・パソコンソフトウェアで操作
・自動化ロボットシステムの対応が可能 (詳細を見る)
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