ロンザ株式会社
最終更新日:2024-08-27 11:19:41.0
エンドトキシン検出製品カタログ
PyroCell MAT HSシステム「単球活性化試験法」ロンザ
単球活性化試験法(MAT)は、パイロジェン(発熱性物質)による刺激によりヒト血液単球から放出される炎症性サイトカインの検出に基づくin vitro試験です。
MATは、バイオ医薬品または医療機器産業における原材料、中間体、製造サンプルおよび製造製品中のエンドトキシンならびに非エンドトキシン性パイロジェン(NEPs)を検出することができます。
測定方法は、最初にPyroCellRpMAT細胞に試験物質を暴露し、18~24時間37℃でインキュベートします。その後、培養上清に分泌されたIL-6を抗IL-6 ELISA法で検出し検量線を作成します。
試験試料中に含まれるIL-6は、抗IL-6 ELISAで検出される吸光度を基に発熱活性(EU/mL)を算出します。本キットは欧州薬局方(第2.6.30 章)で求められている規制要件に準拠しており、炎症性サイトカインの中で、臨床的にもパイロジェンとの相関性が確認されているIL-6 をターゲットとし、細胞培養上清中のIL-6 分子量をELISA 法により検出することにより、発熱活性をエンドトキシンユニット(EU/mL)換算値で定量的に分析することが可能です。
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