HORIZO株式会社
最終更新日:2024-10-18 18:02:46.0
ケーススタディ:ハイブリドーマ培養 モノクローナル抗体の実用的な生産v1
基本情報ケーススタディ:ハイブリドーマ培養 モノクローナル抗体の実用的な生産
2種類のモノクローナル抗体の生産方法として、伝統的なフラスコ法とCellMakerを用いた実験を並行して実施した事例です。
CellMakerは、シングルユースのバイオリアクターバッグを使用するエアリフト式バイオリアクターです。エアリフト技術は、哺乳類細胞の培養に適した柔らかで効果的な混合方法を提供します。これに対し、攪拌槽型バイオリアクターの強力なインペラーは細胞膜を損傷させるリスクがあります。
CellMakerのシングルユースのバイオリアクターバッグにより、各バッチごとの滅菌が不要となり、交差汚染のリスクが大幅に減少します。また、透明な側面パネルにより、ステンレス製システムと比べて視覚的確認が容易になるという利点があります。
さらに、特許取得済みのリアクター形状とエアリフト技術により、反応場にデッドゾーンがなく、効率的な空気供給と混合が可能です
CellMaker シングルユース エアリフト式バイオリアクター
Cellexusは、シングルユースのエアリフト式バイオリアクター「CellMaker」で細胞培養や発酵プロセスを効率化します。
このエアリフト技術は、空気を利用した独自の撹拌法で、従来の方法に比べて操作が簡単で効果的です。
高い生産性を保ちながら、コスト削減と時間短縮を実現します。
Cellexusでは、「CellMaker」バイオリアクターのレンタルサービスも提供しています。このサービスを利用することで、購入前にシステムを試用し、皆様のプロセスに適した機器が選定できます。
レンタルサービスを利用されたお客様は、割引価格での購入オプションも選択可能です。
これによりリスクを抑えつつ確実に研究に適したバイオリアクターが導入できる仕組みとなっています。
Cellexusはバイオテクノロジー機器を専門とする企業で、スコットランドを拠点にしています。
製品に関する動画は、こちらから
https://youtu.be/bk9GkMzRIEc
詳細については、info@horizo.co.jp までお問い合わせください。 (詳細を見る)
【ケーススタディ】CellMakerにおけるハイブリドーマ培養
本実験では、セルメーカーとフラスコの両方でバッチ培養を行い、2種類の
異なるマウスモノクローナル抗体の生産量を比較しました。
2種類のモノクローナル抗体の生産方法として、伝統的なフラスコ法と
セルメーカー法を並行して実施。
同じ時間内でありながら、はるかに少ない作業量と手作業で、CellMakerは
フラスコ法と比較して抗体生産量を5倍に拡大するソリューションを提供しました。
生産されたモノクローナル抗体の総量など、詳細はPDFよりご覧いただけます。
【実験方法】
■フラスコ法
・安全キャビネット内でフラスコを準備し、その後37°Cのインキュベーターに保管
・実験中、定期的に確認し、汚染がないか確認
■CellMaker法
・pHと溶存酸素のモニタリングおよび制御が可能
※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
【White Paper】液体混合効率と体積質量移動係数
当資料では、CellMakerバイオリアクターバッグ全シリーズにおける
混合効率と酸素供給効率を測定した結果などをご紹介しております。
CellMaker Plus 4L、8L、および50Lのシングルユースバイオリアクターシステムを
使用し、さまざまな空気供給量および培地量に対応した一連の実験についての
条件をはじめに、スケーラビリティを評価するため、異なる発酵規模での
物質移動効率を比較する指標としてVVMパラメーターを用いた分析などを
ご覧いただけます。
本研究の結果は、CellMakerを使用して発酵をスケールアップする際に
期待できる混合およびエアレーション効率の概要を示しています。
導入を検討されている方はぜひご一読ください。
【掲載内容(一部)】
■混合時間の決定
■体積流量質量移動係数
■kLaの決定
■結果
※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
ファージ製造に関するインタビュー:Capsid&Tail誌掲載
バクテリオファージは特定の細菌に感染し、その増殖を抑制することで細菌を排除することができるため、抗生物質に代わる持続可能な治療法として注目されています。ヨーロッパにおいて製品登録も進んでおり、Proteon PharmaceuticalsはBAFASALという製品でサルモネラ菌感染症の予防を行うため、EUでの飼料添加物としての最終登録段階にあります。また、BAFADORという製品を水産養殖向けに開発しており、魚類の細菌感染に対処するために使用されています。このような製品は、抗生物質の代替として規制当局や消費者の間で高く評価されています。
(詳細を見る)
ピキア・パストリスでタンパク質の生産と発現レベルを増加
本研究では、ケンブリッジの分子生物学研究所がCellMaker Regularを使用し、Pichia pastorisで44kDaヒスタグ付きタンパク質の発現収量を2倍に増加させることに成功しました。従来のシェーカーフラスコから使い捨てバイオリアクターに切り替えることで、1.5倍のバイオマス増加と2倍のタンパク質収量を達成しました。酸素濃縮ガス供給による通気強化が効果を上げ、タンパク質は適切に糖鎖化されて培地に分泌されました。今後の最適化により、収量のさらなる向上が期待され、50Lユニットへのスケーリングで最大6倍の収量増加が見込まれます。 (詳細を見る)
取扱会社 ケーススタディ:ハイブリドーマ培養 モノクローナル抗体の実用的な生産
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