株式会社東北テクノアーチ
最終更新日:2024-10-25 11:34:03.0
東北大学技術:振動発電機・振動センサ:T24-031
東北大学技術:振動発電機・振動センサ:T24-031
環境発電の一つである振動発電は、鉄道などの身近な振動から電力を得ることができる。振動発電をセンサ等に実装するためにはWオーダーの電力が必要であるが、現状、振動発電から得られる電力は数μW~数百mW程度であり、広く使用されるに至っていない。
本発明の振動発電装置は、非磁性の片持ち梁と銅線を巻いた軟磁性コア、永久磁石とバックヨークからなる(図1)。外部の振動によって永久磁石に対向する軟磁性コアが上下運動し、電磁誘導によりコイルに誘導起電力が生じる。わずかな振動を梁の共振によって増幅し、高効率に起電力として取り出すことが可能である。本装置は以下の特長を有する。
◆非磁性梁を採用することで振動が大きくなり、磁束の変化速度増!
◆軟磁性コアの採用により、磁束量・磁束変化速度増!
◆バックヨークの採用により、梁の振動を妨げず、磁束の変化速度増!
◆高価な磁歪材料不要、簡単な構造で低コスト!
デバイスは10cm程度の小型で、 車両が通過するたびに周期的な振動が発生するレールや軌道に取り付け、振動から得た電気を構造ヘルスモニタリングセンサへの給電するなどの応用が期待される。 (詳細を見る)
取扱会社 東北大学技術:振動発電機・振動センサ:T24-031
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