株式会社東北テクノアーチ
最終更新日:2024-12-18 15:40:32.0
東北大学技術:銅電解精製プロセス:T23-082
東北大学技術:銅電解精製プロセス:T23-082
銅製錬において、e-scrap等のリサイクル原料の増加が予想されるが、リサイクル原料を用いて作製した低品位の銅アノード(ブラックカッパー)は容易に不働態化するため電解精製での処理が確立されていない。電解採取での処理は実用化されているが、電解採取は電解精製に比べて非常に多くの電力を要することが課題である。
上記課題を解決すべく、電解精製におけるアノード表面の不働態化を抑制するため、比表面積の大きいショット状アノードを用いたバスケット電解が検討されているが、アノードの電流密度を保とうとするとカソードの電流密度も同様に大きくなるため、平滑に電析させるためにカソードにCuイオンを供給する工夫が必要になる。
本発明は電解液を強撹拌できる銅電解精製に好適な螺旋対流セルに関する。
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