掲載開始日:2023-03-06 00:00:00.0
仮焼成(生焼け)の微細孔加工技術にチャレンジしました
お客様よりお問い合わせをいただく試作案件の中で液体などを微細化するための小さな穴をセラミックスにたくさんあけて欲しいという要望がありました。
水であればマイクバブル化による洗浄力アップが目的とされて耐摩耗性が求められます。
セラミックで小さな穴開け加工をする場合、生素材は肉厚が薄いと破れる為に1.mm以上の肉厚間隔が必要になります。焼成素材は、硬くて治工具がダメになりたくさんの小さな穴開け加工は難しいです。
そこで、考えたのが「素材を仮焼成(生焼け)状態にして加工をする」という発想。
従来にはなかった考え方ですが、生素材より硬く、焼成素材より柔らかいため肉厚が薄くても、穴あけ加工がし易くなるわけです。
結果、0.8mm間隔で小さな穴を切削で開けることが出来ました。
このように新しい考え方、発想により「既存技術のアップデート」をすることが大切であると実感しました。
今後も、新しい案件に前向きに取り組み技術課題にチャレンジしていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
取扱会社
株式会社セライズ CE-RISE Co.,Ltd. 新潟事業所【上越】
主にセラミックの試作(単品~量産)を行う。アルミナ、ステアタイト、ジルコニア、窒化珪素、炭化珪素、他セラミック材等を素材として取り扱う。切削、研削加工、グリーン加工、成型、焼成、電子部品組立、生産管理システム等を行う。製品は半導体関連部品、機械装置部品、COB専用ソケットなど。
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