掲載開始日:2023-05-19 00:00:00.0
技術情報誌The TRC News「X線CTを用いた微小液滴の三次元観察」
- X線CTを用いた微小液滴の三次元観察
【要旨】
X線顕微鏡は、試料の内部構造をµmオーダーの高空間分解能で非破壊観察できる装置であり、CT(コンピュータートモグラフィ)測定することで三次元形態の観察も可能である。特に電子顕微鏡では困難な、液体と材料の接触状態や、空孔を有する材料内部における液体の存在状態などの評価においては、透過撮像(透視)ができるX線CT測定の適用が、材料微小部の撥水性評価などに有効となる。ここでは、液体を材料表面や内部に付与する新たなアプローチや、乾燥させずにX線CT測定する方法について紹介し、液体/固体界面のいくつかの三次元観察、接触角測定などの事例を紹介する。
【目次】(全6ページ)
1.はじめに
2.微小液滴を観る:X線CT装置の特長
3.微小液滴を付与する
4.微小液滴を計測する
5.まとめ
【図表】
図1~11
X線CT観察結果(ハスの葉上水滴、撥水性ヨーグルト蓋、PEフィルム上に噴霧した水滴、ボールペンインクカートリッジ内に残留したインク液滴、不織布マスク内部結露など)
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■受託分析 ・分析対象:半導体・実装、ディスプレイ・プリンター、電池・エネルギー、自動車、工業材料、環境、ライフイノベーション、医薬、バイオ ■受託調査 ・調査対象:化学・材料、環境・エネルギー・ライフサイエンス、その他 ■教育事業 ・分析基礎講座:分光分析、顕微鏡、物性分析、医薬分析、クロマトグラフィー、有機分析、発生ガス、電池、実習付き講座等 ■製品販売 ・ピンポイント濃縮プレート
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