掲載開始日:2023-05-19 00:00:00.0
技術情報誌The TRC News「リチウムイオン電池材料への各種in situ分析の応用」
- リチウムイオン電池材料への各種in situ分析の応用
【要旨】
in situ分析技術は、充放電中の電極活物質の構造変化解析や電池内での反応分布を直接観測するために不可欠であり、この技術を活用することで、材料開発やセル設計を進める上で、重要な知見を得ることができる。また、電池を駆動させながらということに限らず、電池材料の熱安定性や化学構造の温度依存性を知ることは、製品の性能改善のために有効である。本稿では当社で取り組んでいる、充放電や温度変化などの各種in situ分析を紹介する。
【目次】(全4ページ)
1.はじめに
2.ラボ設備を活用した in situ 解析
3 リチウムイオン電池の in situ Raman 解析
4.リチウムイオン電池の in situ XRD 解析
5.温度依存の物性評価事例
6.おわりに
【図表】
図1~12
in situ Ramanスペクトル(電解液)
単層ラミネート電池のin situ XRD測定
充電に伴う面間隔の変化(正負極)
正極・負極ハーフセルの容量評価
サイクル試験後の充電状態分布
拡散係数に関する観察
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取扱会社
■受託分析 ・分析対象:半導体・実装、ディスプレイ・プリンター、電池・エネルギー、自動車、工業材料、環境、ライフイノベーション、医薬、バイオ ■受託調査 ・調査対象:化学・材料、環境・エネルギー・ライフサイエンス、その他 ■教育事業 ・分析基礎講座:分光分析、顕微鏡、物性分析、医薬分析、クロマトグラフィー、有機分析、発生ガス、電池、実習付き講座等 ■製品販売 ・ピンポイント濃縮プレート
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