掲載開始日:2023-05-19 00:00:00.0
技術情報誌The TRC News「in-situ STEMを用いたMTJ膜の加熱分析」
- in-situ STEMを用いたMTJ膜の加熱分析
【要旨】
高感度ならびに低消費電力デバイスの需要が高まり、スピントロニクス分野では磁気メモリや磁気センサーなどが注目を集めている。これらのデバイスには、高い磁気抵抗効果が得られることからMTJ(magnetic tunnel junction)構造が広く用いられている。このMTJ構造は数nm程度の薄い積層膜から成り、原子レベルでの膜厚やラフネスおよび結晶性が特性を左右する。また、アニール温度によって磁気特性が変化することから、本稿ではin-situ TEMを用いて、加熱に伴う結晶性や元素分布の変化過程をnmレベルで分析した事例を紹介する。
【目次】(全4ページ)
1.はじめに
2.試料と評価方法
3-1.結晶性の変化
3-2.結晶配向の解析
3-3.面内結晶配向の解析
4.まとめ
【図表】
図1~図7
アニール温度とTMR比の関係
in-situ加熱測定により得られたBF-STEM像とFFTパターンおよびEELSラインプロファイル
in-situACOM-TEM測定結果
平面方向のACOM-TEM測定結果
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■受託分析 ・分析対象:半導体・実装、ディスプレイ・プリンター、電池・エネルギー、自動車、工業材料、環境、ライフイノベーション、医薬、バイオ ■受託調査 ・調査対象:化学・材料、環境・エネルギー・ライフサイエンス、その他 ■教育事業 ・分析基礎講座:分光分析、顕微鏡、物性分析、医薬分析、クロマトグラフィー、有機分析、発生ガス、電池、実習付き講座等 ■製品販売 ・ピンポイント濃縮プレート
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