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最終更新日:2023-12-26 14:47:16.0

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掲載開始日:2023-12-26 00:00:00.0

特別版 金型屋コラム~舟底現象とは~

金型屋コラムでは金型のあれこれについて随時発信していきます!(弊社Instagramでも金型屋コラムを掲載しています。)
今回のコラムでは「舟底現象」についてご紹介します!
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アイコンの図のような端子形状を抜き加工したい場合に、図Aのように1ピッチごとに加工すると打ち抜く際に押さえる面積が狭くなります。
すると押さえの面積が狭い部分について、パンチが下りてきた勢いでストリッパープレートが製品を押さえきれずにクルっと傾いてしまうことがあります。これが舟底現象です。回ってしまった製品が舟底のようになるため、舟底現象と呼ばれます。

これを回避するために、レイアウト上の変更は必要ですが例として、図Bのように多数ピッチ送りにするということが考えられます。多数ピッチ送りの場合、1つの集団を1回で抜く(すべてのパンチが同時に下りてくる)ため、製品部分が転ぶ余地がなく、このような問題は生じません。

しかし一方で、ダイの間隔が狭まることになるため、ダイの強度が問題となります。強度計算をした上で仕様を決める必要があります。

★関連カタログより当社保有の加工機や事例をご覧いただけます。

取扱会社

株式会社南雲製作所

リードフレーム金型(設計製作)、トリム&フォーミング金型(設計製作)、 インサートモールド金型(設計金型)、各種金型(設計製作)、 各種パーツ部品加工、特殊プレス加工、順送金型 【こんなお悩みありませんか?】 ・BCP対策として新しい金型メーカーを探している ・図面を丸投げで部品加工をしてほしい ・安定して精度が出せるメーカーに依頼したい ・表面処理も含めて依頼したい         などなど・・・ お困りの際には、お気軽にお問い合わせください。

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