掲載開始日:2019-02-08 00:00:00.0
【今日のANSYS】パンタグラフ舟体の空力音低減手法の基礎検討
鉄道総合研究所様の「プラズマアクチュエータによるパンタグラフ舟体の空力音低減手法の基礎検討」の概要をご紹介します。
新幹線の沿線環境負荷低減や高速化にとって、沿線騒音、特に空力音の低減が重要な課題になっています。
新幹線車両の構成要素のうち、パンラグラフは主要な空力音源のひとつであり、
なかでも架線としゅう動する舟体の寄与が大きいことが分かっています。
そこで、現状のパンタグラフの矩形の舟体形状を維持したうえで、
流れ場制御手法を用いた空力音の低減を実現する検討を実施。
高風速域における流れ場制御効果や空力音低減効果の検討のため、
Fluent(ANSYS Fluent)のLESによる非定常流れ場解析を実施。
舟体の剥離点近傍にプラズマアクチュエータを適用することで、下記の結果がわかりました。
・流れの剥離の様子が変化し、後流の乱れを低減
・適用位置は剥離点の下流側直近の方が顕著な流れ場制御効果が得られる
・後流領域における剥離せん断層の巻き込みが弱まり、カルマン渦が弱まって後流領域における流れが低減
・舟体から放射されるエオルス音を低減することが可能であると予測
取扱会社
■プロダクトの販売および技術サポート ・単独として魅力的でかつ将来性のある分野に属するプロダクト ・何らかの形で既存のプロダクトと連成・連結でき、お客様の問題に対してより良いソリューションを提供するプラットフォーム ・多分野間の連成・連結のためのプロダクト ・デジタルシステムに、シームレスにインテグレートするための必要な機能を有するプロダクト ・様々な解析技術やプロセス、データ群を複合的に活用できる環境:シミュレーション・プロセス・データ・マネジメント(SPDM)が実現できる ■エンジニアリングコンサルティング プロダクトの販売と共にエンジニアリングコンサルティングにも注力。様々な問題解決に必要なプロダクトの利用技術の移転、精度向上及び高速化のための物理モデル開発と組み込み、また、お客様の設計開発業務のプロセス改善と短縮のご提案といったコンサルティングサービスをご提供。 ■MBD・CAEを中心とするシステム構築と開発 長年蓄積してきた解析技術とノウハウ、お客様の課題に対する幅広い知識、様々なプロダクトを使いこなす経験とアクセス環境、これらとシステム開発の経験を統合した設計プロセスのご提案。
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