掲載開始日:2022-01-18 00:00:00.0
画像が先か装置が先か
開発プロジェクトの計画時によくあり、更に最適解が決まらない事を紹介致します。
話を進める為に「画像検査装置」と仮設定します。
装置全体のプロジェクト担当者は、装置構成を分割して開発担当をアサインします。
例えば
1、メカ部分
2、カメラや照明などの光学部分
3、カメラから入力されるデータを処理して結果を出す「画像処理」部分
とします。
このコラムを読んで頂けている方は弊社が「3」に特化している事はご存じだと思います。
キックオフ時には、1~3までのリーダが集まります。
3の立場からすると、「少なくても対象物を撮影した画像データが欲しい」となります。
しかし2の立場からすると、「画像処理に都合が良い映像は、どの程度の解像度なの?」となります。
1の立場から、「振動は邪魔?メカを高速に動かすと少しは振動出るけど」等。
この議論に最適解は、無いとこれまでの経験から考えています。
落としどころは、装置が組みあがった時と完全一致でなくて良いので、まずは撮影して。とお願いする次第です。
「決定」が必要であり悩ましいです。
*ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
取扱会社
アポロ精工株式会社 アポロ精工 新横浜オフィス(旧ケーアイテクノロジー/旧市川ソフトラボラトリー)
画像処理の開発を専業とした創業27年目の会社です。新規アルゴリズム開発から、 処理検証プログラム、お客様アルゴリズムのハード化、マルチコアPCでのソフトウェア高速化、 GPUプログラムでの高速化、デバイスドライバー、組込みファームウェア、基板開発と「画像処理」を専門に 多種多様な実現手段で開発、製造しております。
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