掲載開始日:2022-05-26 00:00:00.0
インクジェット立体物印刷装置の量産工程における実用化を加速 - さまざまな立体物へフルカラーのダイレクト印刷が可能に -
- インクジェット立体物印刷装置(2021年に開発した単色機)の外観
- インクジェット立体物印刷装置(単色機)内部のロボット
エプソンは、さまざまな立体物の表面へダイレクトに印刷ができるインクジェット立体物印刷装置について、フルカラー印刷の実現とお客さまとの接点強化により、さまざまな量産工程における実用化を加速させます。
昨今、製品や梱包材などさまざまな立体物の表面に対して、デザインなどの加飾、金属インクなどの機能性インクの塗布、バーコードのような情報ラベルの貼付などをダイレクトに印刷したいという要望が高まっています。
エプソンはインクジェットヘッドをロボットアームの先端に装着し平面だけではなく曲面でも高精度に走査させることで、立体物の表面へダイレクトにインクジェット印刷できる装置を開発し、お客様の生産現場に導入していただきました。
これにより従来は熟練の作業者に頼っていた立体物の印刷について、自動化、デジタル化を図ることで、生産性や安全性の向上に加え、これまでの製造方法では実現できない機能やデザインといった価値の付加、少量多品種に対応したオンデマンド生産を実証しました。
さらに、カラーのインクジェット立体物印刷装置についても開発に目途が立ったことから、立体物へのダイレクトのフルカラー印刷も可能となります。
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