IDEX Health&Science 株式会社 テクニカルリポート 水温と水に溶解する空気量、酸素濃度
- 最終更新日:2014-03-08 23:21:32.0
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図は、水に溶ける空気濃度量と、それに伴う酸素濃度量を水温との関係で示したものです。
通常、酸素濃度は溶存酸素濃度DO値として表現され、水1L当たりに溶け込んでいる酸素の重量(mg)で表します(mgO2/L=ppm)。図では折線で溶存酸素の濃度、棒グラフで溶存空気体積量(水温及び0℃時換算)を示しました。実際の空気体積(気泡体積)は気泡の中に蒸気圧に応じた水蒸気が存在する為より大きくなります。
基本情報テクニカルリポート 水温と水に溶解する空気量、酸素濃度
【特徴】
○気体の溶解量は、圧力に比例します。図は大気圧(101.2kPa)での値で、通常の
給水(純水供給機・水道等)は加圧状態にありますので、溶解量は更に高くなります。
○水中に溶解している気体は、圧力変化や温度変化によって容易に気泡になります。
○気泡は送液ポンプに入ると正常定量送液を阻害します。
また、光学式検出器などでは、様々な阻害要因となります。
○一般の配管においては気泡溜りを生じ、気泡が発生し付着した場所等では、
配管の腐食の進行が早くなります。
○気泡による種々の障害を防止するために、液体中の気泡を除去する「脱泡」が行われていますが、
気泡の除去のみである脱泡は、液体中に溶解している気体の除去はしていないために、
溶存気体は極めて容易に気泡になってしまい安定した効果は望めません。
○気泡として生じていない溶存気体は、溶解したままで液体本来の性質に対して
様々な影響を及ぼしている例が見られます。
○液体中の溶存気体をオンラインで脱気する方法は、気泡の発生を未然に防ぎます。
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