IDEX Health&Science 株式会社 テクニカルリポート 大気の再吸収とオンライン脱気
- 最終更新日:2014-03-08 23:21:32.0
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オンライン脱気を行った場合と、他の方法でボトル内の水を脱気した場合の脱気効果の持続性を比較しました。
デガッサーは、液体を通過させつつ脱気を行う為、流路に供給される水の脱気レベルは常に一定に低く保たれています。一方、ボトル内の水を一気に脱気した場合は、時間経過ととも大気(酸素)を再吸収し、脱気効果は急速に失われていきます。
基本情報テクニカルリポート 大気の再吸収とオンライン脱気
【結果】
○液体中の溶存気体の多寡は微量分析における定性/定量性の精度確保や
生命科学分野での各種測定、保存安定性等に大きな影響を与えます。
○この試験結果での大気(酸素)再吸収の進行傾向から、大気(酸素)の再吸収速度は、
溶存濃度が低いほど急速に再吸収することが判明し、バッチ式脱気方法で安定した
脱気効果を得るためには、脱気処置をしたあとに密閉した状態で液体を保存しない限り、
その効果は急速に失われてしまうことが推定されました。
○その点、オンライン脱気は、安定した脱気効果を得られる手法と言えます。
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