一般財団法人材料科学技術振興財団 MST 【分析事例】ステンレス不動態皮膜の深さ方向状態評価
- 最終更新日:2024-05-28 13:47:29.0
- 印刷用ページ
波形解析・Arスパッタによる結合状態の深さ方向分布評価
XPSでは酸化成分(酸素と結合している成分)・金属成分(金属と結合している成分)などの結合状態の評価が可能です。また、アルゴンイオンスパッタリングを併用することにより、深さ方向の結合状態の評価も可能です。
※ ステンレス表面の不動態皮膜(厚さ数十nm~数百nm程度)について、上記測定を行った結果、(1)表面側にFe酸化成分が多い、(2)Cr酸化成分がFe酸化層の下側に存在、(3)Ni酸化成分はほとんど存在していないことがわかりました。
※スパッタによる結合状態変化を含むため、相対比較での評価が主となります。
基本情報【分析事例】ステンレス不動態皮膜の深さ方向状態評価
詳しいデータはカタログをご覧ください
価格情報 | - |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 製造装置・部品の分析です |
取扱企業【分析事例】ステンレス不動態皮膜の深さ方向状態評価
-
受託分析サービスで、研究開発を行う皆様をサポートします! 半導体・金属・電池などのエレクトロニクス材料や、医薬品・化粧品・食品・環境などのライフサイエンス分野に幅広く対応。 SIMS・TEM・XRD・ICP-MS・GC/MS・AES・SEM・EPMA・EELSなど、さまざまな分析装置を保有し、分析ニーズに応えます。 まずはご相談下さい。 ◆事業領域◆ 1. 科学技術分野における材料に関する基礎的研究及び解析・評価。 2. 半導体、生理学生化学、バイオ関連分野及び各種先端的分野についての基礎的研究及び解析・評価。 3. 1、2号に掲げる国内外における関連分野の研究機関又は個人に対する表彰及び支援。 4. 1、2号に掲げる研究成果等の出版または出版の支援。 5. 1、2号に掲げる国内外における関連分野の調査。 6. 1、2号に掲げる国内外における関連分野に関する研修の実施及び支援または研修所の運営。 7. その他目的を達成するために必要な事業。
【分析事例】ステンレス不動態皮膜の深さ方向状態評価へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。