一方のメッシュが他方のメッシュを補間することにより解析が可能
スライドインタフェースを用いた平行平板内の電磁波解析は、
上下に配置した金属板(無限平行平板、完全導体)に挟まれた空気領域を進行する平面波について接続していないメッシュ(以降非接続メッシュと表記)にスライドインタフェースを適用した場合の解析を行いました。
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基本情報【解析事例】スライドインタフェースを用いた平行平板内の電磁波
【特長】
○解析対象の性質から以下のように一様に接続したメッシュを作成
→※拘束をかけない境界面(X-Z面)には、有限要素法では自動的に反対称境界条件が適用。
この場合、X 方向とZ 方向の磁場成分は存在せず、磁場がY 方向を向く。
このような境界を磁気壁と呼ぶ。
※+X方向の終端には無反射境界条件を設定している。
○非接続メッシュを作成した
→通常、有限要素法では隣り合う要素は節点を共有する必要がある。
この制限により、これまではメッシュ作製が煩雑になることがあった。
スライドインタフェースの機能を用いれば、隣り合う要素が節点を共有していなくとも
一方のメッシュが他方のメッシュを補間することにより解析が可能になりる。
これによりモデル作製にかかる手間を大幅に減らすことができる。
○解析物性条件(空気):比誘電率(実部) 1、 比誘電率(虚部) 1
→比透磁率(実部) 1、比透磁率(虚部) 1
○解析条件:周波数 75MHz
○入力条件:-X方向境界面上に1.0[V/m]を入力
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