誘導加熱の連成解析を行いました。
誘導加熱の解析は、切り欠きを有する金属管の周りに、電力値が500kWの周波数800kHzの交流電流が通電されたコイルがあるときの金属管の渦電流及び温度場解析（誘導加熱解析）の例を示します。解析モデルは、解析対象と、その周りの空気部分を含むよう作成されています。
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基本情報【解析事例】誘導加熱の解析
【特長】
○節点数：5134
○要素数：4400
○解析計算ソフト：動磁場解析ソフトPHOTO-EDDYjω、熱伝導解析ソフトPHOTO-THERMO
○解析条件
→比透磁率：コア 1000、金属管 1
電気伝導率：コア 0 Sm-1、金属管 1×107 Sm-1
熱伝導率：コア 10 Wm-1K-1、金属管 403 Wm-1K-1、空気 1 Wm-1K-1
比熱：コア 380 Jkg-1K-1、金属管 385.35 Jkg-1K-1、空気 1×103 Jkg-1K-1
質量密度：コア 5000 kgm-3、金属管 8930 kgm-3、空気 1×104 kgm-3
○境界条件：
→渦電流解析においては軸方向周面を対称境界に設定
温度場解析においては軸方向周面及び切り欠きの開口端を含む底面を定温度境界に設定
○入力条件渦電流解析
→渦電流解析
交流電流は電力値が500kWとなるようにコイルに電位で与えた。周波数の値は800kHz。
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