三井電気精機株式会社 ワイヤーバー(バーコーター)
- 最終更新日:2024-01-22 10:23:39.0
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塗工治具として使われているワイヤーバー(バーコーターまたはメイヤーバー)はシャフトにワイヤーが規則的に巻き付けられているシャフトの事を言います。です。
ワイヤーバーはバーNoを決めるだけで塗工膜厚が決められる最も簡単な塗工治具とも言えます。
【特徴】
・番手の選定だけで希望の膜厚で塗工ができます。
・1本あたり1万円前後で購入できます。
・複数本持つことでいろんな膜厚で塗工できます。
・消耗品であることから納期のリードタイムは短く設定しています。
・数十本単位など大量注文にも対応しています。
基本情報ワイヤーバー(バーコーター)
シャフトに巻き付けられているワイヤーの径が均一に巻き付けられているとワイヤーとワイヤーの隙間が生じますが、これを利用して液を掻きとる際に基材の上に塗工液を置いていく部分と掻き取られる部分とで別れます。
その隙間によって塗工量が決まる事を利用して膜厚を設定できる簡潔な治具です。
ワイヤーバーにはバーNoがあり、その番号によって巻き付けられるワイヤーの直径が変わります。ワイヤー径が異なると掻き取られる部分と塗工液を置いてくる量が変動するため膜厚をコントロールすることができます。
○大量注文が可能
○1本からの購入も可能
●詳細はお問い合わせください。
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
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納期 |
~ 1週間 ※特注仕様は納期が異なりますので、お気軽にお問い合わせください。 |
用途/実績例 | ・電子部品や電極材料のサンプル試験に ・ナノインプリントにおけるモールド上の樹脂塗工に ・各種基材への塗料コーティングに ・紙への外添剤塗工に ・フイルムへの機能材塗工に ・ガラスへの機能材塗工に |
詳細情報ワイヤーバー(バーコーター)
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ワイヤーバーの構造です。
シャフトにワイヤーが均一にまかれているた、表面は凹凸状になります。
この形状を生かしてワイヤー径を変えることで凹凸の大きさを変えます。
この凹凸の大きさが変化することで膜厚が決定します。
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ワイヤーバーの全長は400mmとなり塗工の有効幅は300mmとなります。
シャフト径は1/2インチ(12.7mm)と1/4インチ(6.35mm)の2種類があります。
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ワイヤーバーの全体写真とワイヤーバーが巻かれているアップ写真です。
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ワイヤーバーの表面を顕微鏡にて撮影を行いました。
表面は均一に巻き付けられています。これにより希望の膜厚で塗工することができます。
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ワイヤーバーを洗浄するための洗浄ブラシです。
ブラシはステンレス線で製作されていて、ブラシの線形は60μmとなります。
60μmの線形は取り扱うすべてのワイヤーバーの細部まで洗浄することができる線径です。
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ワイヤーバーを洗浄するための洗浄ブラシです。 ブラシはステンレス線で製作されていて、ブラシの線形は60μmとなります。 60μmの線形は取り扱うすべてのワイヤーバーの細部まで洗浄することができる線径です。
取扱企業ワイヤーバー(バーコーター)
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