日本ビジネスロジスティクス(JBL)株式会社 ISTA 1G Non-Simulation
- 最終更新日:2024-07-03 15:59:36.0
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ISTA 1G試験の概要:
・150lb (68kg)以下の個装包装された製品に適用します。
・この試験は輸送環境をシミュレーションする試験ではありません。
・ユーザーは一貫性を持ったスクリーニング試験としてISTA 1G試験を利用する事ができます。
・項目は1A試験の固定変位振動をランダム振動に変更した内容となっており、ランダム振動と衝撃から構成されます。
・ランダム振動では、所定の条件で4方向、合計60分間の加振を行います。
・ランダム振動のオーバーオールGrmsは1.15、最大振幅は22.45mm p-pとなります。
・衝撃では、総重量0~10kgまでは760mm落下となります。総重量45~68kgまでは200mm落下となります。総重量68kg以上はISTA 1Hを適用します。
・傾斜衝撃もしくは水平衝撃を選定した場合は、総重量0~10kgまでは3.9m/sの速度変化、総重量45~68kgまでは2.0m/sの速度変化を貨物の4方向に与えます。
・ランダム振動と衝撃を連続で実施した後に箱を開けて損傷度合いを確認します。
・試験後の合否の判定基準は、試験前に定義することになっています。
基本情報ISTA 1G Non-Simulation
【ISTA 1G】【試験シーケンス】
1. 振動試験(ランダム振動試験)
2. 落下試験
ISTA(International Safe Transit Association/国際安全輸送協会)とは、包装貨物の評価試験規格において、ISOやASTM同様に世界各国で幅広く採用されている国際規格の1つです。近年特に東南アジアや中国でのプレゼンスが増してきており、ISTA試験規格を社内規格として採用している企業も増えています。また、医療機器関連における滅菌包装の国際規格であるISO11607(JIS T8041)では、包装の性能評価として、ISTA試験を選択肢の1つとして推奨しております。弊社試験ラボは、2010年12月にISTAより認定され、ISTAに規定されている試験方法に従いお客様のご要望に合わせた包装試験を実施致します。
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