イオンプレーティング処理とは、真空中で金属膜や反応膜をコーティングすることを言います。イニシャルを取ってIPといわれたり、主原料にチタンを使うことからチタンコーティングといわれたりします。また、水を使わないメッキという意味で乾式メッキという表現をされることもあります。原理的には真空の容器の中で放電を起こしてプラズマを発生させ、そこに金属を蒸発させてその粒子をイオンにして加速し、容器内にセットした品物に薄い膜状の皮膜を形成する表面処理の一種です。高真空中で処理を行うため、緻密で密着の良い薄膜が得られます。最もポピュラーな膜がチタンと窒素が反応してできる窒化チタンという膜で金色をしています。窒素ガスの比率を変化させることでシルバーからブラウンまで幅広く色を出すことができます。チタン以外の金属、窒素以外のガスを使ってグレー、ブルー、ピンクなどのカラフルな色も実用化されています。
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基本情報事業紹介 イオンプレーティング処理
【特徴】
○膜成分がセラミックになっている
→硬く耐熱性があり耐磨耗性も非常に優れている
→ドリルなどの工具類に大量に処理
○原料は金属ですがガスと反応してセラミック化している
→金属臭がなく食器などに使用すると食品がおいしく感じられる
○膜は金属原料と反応ガスの種類を組み合わせることで様々な色を出すことができる
→貴金属を使わずに近似色を出せる
→時計、メガネなど多くのものに使われている
○湿式めっきのように電気を流さなくても良い
→セラミック、プラスチック、ガラスなどの絶縁物でもコーティングすることができる
○湿式めっきでは剥離しやすい球体の物も、イオンプレーティングでは剥離しにくくなる
→地面に落とすなどの衝撃を受けても剥離の心配はない
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用途/実績例 | 【対象品】 ○レジャー関係 →釣具:釣竿および付属金具、リール部品など →ゴルフ:ドライバーヘッド、アイアンヘッド、シャフト、ゴルフボールなど ○装身具、インテリア関係 →メガネ:チタンを中心としたメタルフレーム →アクセサリー:リング、バングル、ネックレスなど →時計:ケース、バンドなど →文具:万年筆、ボールペン、ハサミなど →水栓:水栓金具、バスインテリアなど ○食器類 →金属食器、洋食器、刃物など ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。 |
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