職人ワザ! 現場施工で、設備や機械の摩耗した部品を修復・再生します
印刷した平版(板紙)を箱の形に打ち抜くプレス機(枚葉機)で打ち抜き不良がたくさん出ておりました。原因は打ち抜き金型をセットする上板の偏摩耗で、セット時にスペーサーにより調整をしなければなりません。
また、上板を交換するにはプレス機全体を分解し組立する必要があります。
1.打ち抜き金型をセットする作業に時間と手間が掛かり過ぎる。
2.スペーサーを入れ時間を掛けて調整しても局部摩耗が有り打ち抜き不良が出る。
3.上板の交換は、分解・組立作業が必要なため、新品のプレスを購入する費用より掛かってしまう。
基本情報【事例紹介】 現場施工で設備や機械の摩耗した部品を修復・再生
低温溶接技術を用い、現場施工が可能で肉盛り補修・再生を行い、プレス機本体に熱による影響をあたえず新品と同程度の機械強度を出すことを提案しました。また、経験豊富で熟練した作業者が正確な寸法精度で仕上げます。
1.大型の装置や機械、工具を持ち込まず、現場施工が可能なこと。(補修材料とグラインダーのみ)
2.低温溶接(化学的処理)は約50℃~80℃で、プレス機本体に熱変形や残留応力の影響を出さない。
3.プレス機の大掛かりな分解や組立を行わずに施工する。
4.仕上げは正確な寸法精度が必要なため、多くの実績を持つ補修専門業者の熟練した作業者で行う。
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