機械メーカー様にて、複数の部署で共同保有されている機器を、使用するたびに移動されていました。装置は重量があるため、移動が非常に重労働であり、時間も要します。フレキシブルな運用のために、簡単に移動させられるように何とかできないかとご相談いただきました。
問題点
1. 高価な機器なので複数部署で共用し運用している。
2. 台車に載せて移動しているが、重量があるため、載せたり、降ろしたりの作業は複数人で行う必要がある。
3. 台車から降ろす際に落下や転倒させて機器を壊してしまう危険性、作業員が怪我をしてしまう恐れがある。
基本情報【事例紹介】ステンレス台車を改造―設備を複数個所で使えるように
台車のフレームから全て設計、製作することも可能でしたが、コストを抑えるために、規格品の台車をベースに改造を加え製作しました。3台の製作依頼を頂きましたが、使用頻度の低い1台を先に製作し、運用して頂いた上で改善点を洗い出すことを提案。2台目、3台目は、改善点を踏まえより使いやすい台車を設計、製作することにした。
ポイント
1.規格品台車の天板に鏡面ステンレス板を取付。装置取付用フレームを製作し、台車に固定。
2.専有面積が小さくなるように取付フレーム構造を工夫。
3.取り回し(最少回転半径)が良くなるように、台車キャスターは4輪自在タイプ(旋回式)とし、台車固定機構としてハンマーロックを取付。
4.高さ調整機構として別途アジャスターボルトを台車底に取付(アジャスター付キャスターは固定式になってしまい、取り回しが悪化する)・・・1台目
5.1台目を運用していく中で、移動頻度が高いことが分かったため、2台目、3台目はキャスター付リフター(パンタグラフ昇降)に、テーブルを取付ける構造としました。移動する際はリフターを上げるだけで固定が解除されます。移動後、位置が決まったらリフターを下げれば固定できる構造。
価格帯 | お問い合わせください |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ●詳しくはお問い合わせ下さい。 |
カタログ【事例紹介】ステンレス台車を改造―設備を複数個所で使えるように
取扱企業【事例紹介】ステンレス台車を改造―設備を複数個所で使えるように
【事例紹介】ステンレス台車を改造―設備を複数個所で使えるようにへのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。