各工程ごとに分かれたラインの乗継部分を自動化
製紙会社様にて製品を出荷する際、ワインダー(抄紙機より巻き取られた紙を紙管に巻き取る装置)、その製品を包装する装置(通称ワンプ包装機)間にて、次のような問題を抱えておられました。
・距離約30mを、4人掛かり(フォークリフト使用)でワンプ包装機まで運んでいた。
・途中には計量器や一時的にストックさせるストッカーがあり、降ろす手間・上げる手間があった。
基本情報【事例紹介】各工程ごとに分かれたラインの乗継部分を自動化
自動化する事により人件費削減、作業性の向上を計る
・ワインダーから計量器までスラットコンベヤ(注釈)を設置。
・計量器にストッパーと蹴りだし装置を設置。
・ストッカーまで搬送された製品を、トロッココンベヤ経由でワンプ包装機まで乗継なしの搬送が可能に。
・スペース制約上直線では行えないため、方向が変わる部分や乗継部分にはストッパーやシリンダーを設置し、製品の落下を防ぎます。
(注釈)
スラットコンベヤ:両端に回転させるためのチェーンがついており、チェーンに直接搬送させるための金属板や木板(通称スラット)を取り付けて搬送するシステム。重量物搬送に適している。
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