比類なき非粘着ローラーを粘着テープ製造ラインに採用
粘着テープ製造ラインで、どうしても粘着面がロールに触れる工程がありました。いろいろな非粘着性ロールを試されていましたが、満足のいく性能が得られず、ライン停止が度々発生し、その度に清掃作業を行わなければならない状況でした。
問題点
1. 粘着面に触れない機構にすることは出来ない。
2. 今までの経験上、ざらつきの大きすぎる表面処理は谷の部分に粘着材が入り込んでしまい不向き。
3. フッ素系の表面処理で得られる離型性でも要求水準には達しない。
基本情報【事例紹介】比類なき非粘着ローラーを粘着テープ製造ラインに採用
抜群の非粘着性を持つノンスティックコーティングを提案しました。
今回は全6種ある番手のうち、最も平滑性の高いブラストタイプ(NV-S)を推奨。(加工膜厚 10μm、表面粗さ2.0±1.0μm)サンプルピースを他の番手や比較対象用フッ素樹脂コーティングなどとあわせてご提供し、粘着シートとの相性を検証して頂きました。
ポイント
ノンスティックコーティングの非粘着効果を生み出す原理は点接触を利用しています。
物が粘着する(ひっつく)ためには一定の面を必要とします。その点ノンスティックコーティングは表面にショットブラストで凹凸を付け、接触面積を減らし粘着に必要なエネルギーを生じさせないようにしています。更に特殊な非粘着樹脂をコーティングすることで、接触点における高い離型性を持たせています。この2つの作用により粘着テープを表面で滑らせられる程の非粘着性を実現しています。特に粘度を持ったゲル状のものに対して特に優れた効果を発揮します。
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