排水処理施設への運転管理アドバイス
排水処理施設内の余剰汚泥処理について脱水機設備で、薬剤を使用し余剰活性汚泥を凝集、ろ布式脱水機で脱水、産業廃棄物として業者に引取り委託し廃棄処理されていました。
その脱水汚泥ケーキの水分率が高く、脱水汚泥ケーキの重量が重くなり産業廃棄物処分費用もかかりお困りでした。(産業廃棄物処理業者が引取り時に容積・重量にて金額積算)
1. 排水処理施設運転管理状況が良くない、また排水原水水質変動による活性汚泥の活性不良
(活性汚泥の活性不良時には、汚泥の膨化などによって脱水汚泥の量が増える)
2. 脱水汚泥凝集用薬剤の凝集反応不足による脱水機の能力低下 (脱水汚泥の水分率が高くなるため重量が増加する)
3. 脱水汚泥ケーキの廃棄量が増えるため、産業廃棄物処理費の増加。
(産業廃棄物処理業者引取り費用、1㎥/ton/\30,000~\50,000)
基本情報【事例紹介】排水処理施設への運転管理アドバイス
排水処理施設運転管理のアドバイスを行い、活性汚泥を活性化させ良質な活性汚泥育成及び放流水の水質安定化を図りました。
また、薬剤メーカー様にサンプリング汚泥を送り凝集反応テストを実施し、お客様の排水処理場でも凝集反応テストを実施し、確認いただきました。その上で、現状での最適反応薬剤をコスト計算も含めて選定し、最適な薬剤の提案と運転管理をご提案しました。
ポイント
1. PH確認、各曝気槽DO管理、原水負荷による適切な栄養指導などの運転管理アドバイス
2. 薬剤メーカー様での凝集反応テストの実施
PAC、ポリ鉄、(*注1) 高分子凝集剤より選定)テスト結果にて、最適薬剤の選定。(薬剤添加量・薬剤コストの削減)
3. 脱水汚泥ケーキの水分率低下による産業廃棄物処理費の低減
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