工場敷地内にクリーンラボ設置
粉砕機メーカー様で、粉砕、微粉化を受託加工する上で、作業環境の改善が必要になっていました。
工場の一角で作業を行っていましたが、粉砕用原料投入時に異物混入の可能性がありました。顧客アンケートでも、作業環境に対しての改善要求が集計されており、微細化の進展という潮流に合わせたクリーンラボの設置が求められていました。
作業において、有機溶剤を用いた洗浄等もあるため、清浄度の確保だけでなく、労働安全衛生法などの各種法令にも適合した排気設備も必要とされました。
問題点
1. ナノレベルの粉砕加工を行う上で異物混入リスクが増大(お客様からのご指摘も受けている)
2. 有機溶剤を使用するため、適切な排気設備も必要。
3. 粉砕機のレイアウト変更の可能性や、作業性を考慮すると、柱などのない大きな空間が使いやすい。
4. 試験条件を一定にするために、温度管理が必要。
基本情報【事例紹介】工場敷地内にクリーンラボ設置
設置予定場所がシャッターを隔てて外気と同じ環境なため、安定した温調、密閉性を考慮し断熱効果の高いクリーンルームパネルを採用して設計。
既存床が再塗装必要な状態であり、排水溝も走っているため、モルタルで埋めてから耐薬品塗装仕上げとする。排気は2つある部屋ごとに天井からフレキダクトで必要箇所に垂らし天井上に設置した排気ファンから外気へ排気する形で提案しました。
ポイント
1. 断熱効果の高い外壁パネルを使用。
2. 床は耐薬品塗装で再塗装。既設排水溝はモルタル埋め処理。
3. 清浄度を保つ上で給気排気のバランスを考慮しながら合計10か所のフレキダクトで排気処理。
4. 安定した空調設備として部屋ごとにパッケージエアコンを設置しHEPAフィルターを通して給気する。
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