ある研究を行うために、温度20~30℃ 湿度40~60%の範囲内で気候環境をシミュレーションできる実験空間が必要となりました。数社に仕様検討、見積積算を依頼したところ、想定している予算を大幅に超過していたようです。
恒温恒湿空間を構築するために一般的に採用される手法では、室外機を設置する必要があります。今回のケースでは実験室と室外機設置可能場所との間に50m以上の距離があることから、工事費用、工事期間とも膨大に掛かってしまいます。
問題点
1. 試験環境を構築したいが設備導入すると非常に高価である。
2. 予算は下げたいが恒温恒湿条件は落としたくない。
3. 設置スペースに限りがある。
4. 室外機設置場所まで50m以上もある。必然的に工事費用が高くなる。
基本情報【事例紹介】精密空調機を使い、恒温恒湿空間を短工期で構築
設置を予定されている建屋内には事務所レベルの空調管理はなされていましたが、恒温恒湿環境を作り出すスペースの外部環境としては変動幅が大きすぎるため、断熱パネルを用いて試験室を構築することを推奨。断熱性を持った空間にすることで、求める温湿度条件を短時間で実現し、精密空調機への負荷を減らすこともできます。
空調制御には室外機不要のオリオン製オールインワン精密空調機との組み合わせで指定温湿度制御を行う方法を提案。パッケージエアコン、加湿器及びチラーなどを使用し、PID制御する一般的な手法では室外機までの配管工事や制御盤製作など高価になる要因が多くなります。
まさに今回、室外機設置可能場所までの距離が遠くなってしまうことが最大のコスト要因となっていました。給水、電源、排水が確保できれば、オールインワン精密空調機をパネル壁面に設置しリターンエアを取り込みながら給気する方法を採用することで、非常にコンパクトに設置でき従来工法に比べて工期短縮、コストダウンになります。
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