窒素ガスを利用した高効率溶存酸素除去システムです!一般的なバブリング方式に比べ除去効率が4倍以上になった例も!配管構造で超小型。
液体中には溶存酸素が存在します。一般的には、液体中に7~10ppm程度の酸素が溶存しています。この溶存酸素を除去することで、製品の酸化による劣化を抑制し、品質を維持・向上させることが可能になります。
また工業分野では、溶存酸素を低減することで、最終製品の品質向上、生産効率の向上が可能になります。
食品向けには「サニタリー仕様」、工業向けには「フランジ仕様」や「防爆仕様」がございます。
設置場所は、屋内屋外問わず使用できるとともに、防爆仕様が要求される危険物エリアなどでも使用可能です。
また、連続処理が可能であるため、大量の液体も確実に処理できます。
基本情報溶存酸素除去システム(脱酸素装置、ストリッピングミキサー)
溶存酸素除去システムは、主に、窒素供給部とミキサー部により構成されます。
【処理フロー】
液体と窒素を混合し、特許取得済みの特殊なミキサーを通過させます。
ミキサー内部では、細かい窒素の気泡中に溶存酸素が取り込まれます。
ミキサーから出てきた後は、液体と窒素を分離することで処理完了です。
【除去性能】
液体1に対して、窒素0.5で、除去率90%以上(水の場合)の性能があります。参考までに、一般的なバブリング方式の場合、同じ除去性能を出すためには、窒素は2~3必要になります。
【到達溶存酸素】
除去率90%以上の場合で、およそ0.5ppm程度までの低減が可能です。
更に低減したい場合、窒素量を増やしたり、ミキサーを2段階で設置することで可能になります。
価格帯 | 100万円 ~ 500万円 |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | Bistranza DOR (ビストランサ DOR) ※”Bistranza”は大陽日酸の食品機器のブランドです。 |
用途/実績例 | 【食用油】 マヨネーズ、ドレッシング等の原料となる食用油中の溶存酸素を除去する用途で使用されています。 【工業原料】 石油系化成品原料、溶剤等の溶存酸素除去に使用されています。 【水(水、工水、ボイラー水)】 土木分野では地下水の処理用途に、ボイラー水ではヒドラジン使用量低減対策用に、飲料原料用の純水に、使用されています。 【日本酒、ワイン】 貯蔵タンクの窒素シールと併用で、酒類の溶存酸素除去に使用されています。 |
カタログ溶存酸素除去システム(脱酸素装置、ストリッピングミキサー)
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