トークシステム株式会社 【THK】ボールスプラインシリーズ
- 最終更新日:2016-03-07 11:46:03.0
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ボールスプラインは、精密研削されたスプライン軸の転動面を、スプラインナットに組込まれたボールがなめらかな直線運動をしながら、トルク伝達ができる画期的な直動システムです。
しかも、従来の構造と異なり、1個のスプラインナットで予圧(プリロード)が与えられるため、振動衝撃荷重が作用する過酷な使用箇所、高精度の位置決めが必要な箇所、および高速運動性能が要求される箇所などで高性能を発揮します。
また、リニアブッシュの代わりとして使用した場合、同一軸径で10数倍の定格荷重を持っているのでコンパクトな設計ができ、オーバーハング荷重、モーメントが作用するような場合でも使用できるため、高い安全性と長寿命が得られます。
基本情報【THK】ボールスプラインシリーズ
[ボールスプラインの分類]
ボールスプラインには、高トルク形、中トルク形、ロータリー形の3種類があり、目的に応じたタイプが選定できます。
また、それぞれのタイプには、取付けや使用目的に応じて選べるように豊富なスプラインナット形状が用意されています。
▼高トルク形
○円筒形ボールスプライン(中荷重形) LBS形
○円筒形ボールスプライン(重荷重形) LBST形
○フランジ形ボールスプライン LBF形
○フランジ形ボールスプライン LBR形
○角形ボールスプライン LBH形
▼中トルク形
○円筒形ボールスプライン LT形
○フランジ形ボールスプライン LF形
○ミニチュアボールスプライン LT-X形
▼ロータリー形
○ロータリーボールスプライン LTR-A形
○ロータリーボールスプライン LTR形
○ギア付きボールスプライン LBG形
○ギア付きボールスプライン LBGT形
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 詳しくはお問い合わせください。 |
詳細情報【THK】ボールスプラインシリーズ
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高トルク形「LBS/LBST/LBF/LBR/LBH」
[構造と特長]
○スプライン軸の外周に120゜等配された3条の突起部をそれぞれ左右から挟み込むように6条のボール列が配置され、ボール接触部は、アンギュラコンタクト構造により無理なく予圧が付与できます。
○ボール循環は、スプラインナット内径で行われているためスプラインナット外径がコンパクトです。
○アンギュララッシがありません。
○大きなトルクを伝えることができます。
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中トルク形「LT/LF」
[構造と特長]
○スプライン軸の外周に2~3箇所の突起部をそれぞれ左右から挟み込むように4~6条のボール列が配置され、無理なく予圧が付与できます。
○向い合う2条のボール列は、互いに接触角(20゜)があり、適正な予圧を与えることにより、アンギュララッシがなく適正なトルク・モーメント剛性が得られます。
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ロータリー形「LTR-A/LTR/LBG/LBGT」
[構造と特長]
○LTR/LTR-Aは、スプラインナット外周部にサポートベアリングをダイレクトに組込んだコンパクトなユニットタイプです。
○LBG/LBGT形は、フランジ外周部にギア加工し、スプラインナット部にラジアルおよびスラストニードルベアリングがコンパクトに組合わされたユニットタイプです。
スプラインナット駆動のトルク伝達機構の場合に最適です。
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