スズメについての習性や繁殖期などの基礎知識をご紹介!
スズメは、全長約15cm程で、雌雄同色。
日本のほぼ全域に見られますが、小笠原諸島では見られません。
ユーラシア大陸を中心に世界に広く分布し、草原・農耕地から都市部まで
およそ人の居住区域では普通に見られ、人間に強く密着している鳥です。
食性は雑食性で、イネ科を中心とした植物の種子や虫を食します。
都市部のスズメは生ゴミから菓子屑まで何でも食べます。穀物を食べて
しまうことから害鳥とされ、農民には敵視されてきましたが、繁殖期には
虫を捕食して害虫を減らし、雑草の種子も食べ農業の役にもたっています。
中国では1955年当時、ネズミ、ハエ、カと共にスズメも撲滅させるという
計画が実施され、年に11億羽以上も捕獲されたといわれています。
しかしその結果、害虫が増え全国的に凶作になったという話も残っています。
また、「飛ぶネズミ」といわれるくらい有害な菌を持っていることも知られています。
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