高砂香料工業株式会社 結晶性物質『ヒノキチオール』
- 最終更新日:2018-11-30 13:55:36.0
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オーラルケアやヘアーケア、スキンケアなど幅広い抗菌スペクトルで注目!低濃度で抗菌、防カビ作用のある結晶性物質
『ヒノキチオール』は、台湾ヒノキ油、青森産ヒバ油および
Western Red Cider Oilなどの中に存在する結晶性物質です。
1936年に野副博士が台湾ヒノキ油より単離して『ヒノキチ
オール』と命名しました。
低濃度で、抗菌、防カビ作用があり、幅広い抗菌スペクトルで
注目されています。
その他にも抗炎症作用や美白作用を利用した皮膚への応用や
害虫忌避効果、生理学的な効果や植物鮮度保持など、多岐に
わたる応用でも新たな脚光を集めています。
【構造&性状】
■分子量:164.21
■化学式:C10H12O2
■化学名:2-hydroxy-4-(1-methyl ethyl)
-2,4,6-Cycloheptatrien-1-oneβ-ツヤプリシン
■INCI name:Hinokitiol
■表示名:ヒノキチオール
■外観:無色~淡い黄色の結晶体
■香気:微かなフェノール臭
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
基本情報結晶性物質『ヒノキチオール』
【物性】
■融点:48.0~52.0℃
■沸点:140℃
■引火点:170℃
■純度:98%以上
■溶解性:水にわずかに溶けるアルコールに可溶
【安全性】
■急性毒性
・経口:LD50=781.1mg/kg(マウス)
・皮下:LD50=350-600mg/kg(マウス)
・リンパ嚢:LD50=163±11mg/kg(カエル)
■MLD(Minimum Lethal Dose)
・皮下:1,000mg/kg(ビーバー)
■皮膚一次刺激(モルモット):陰性(30%濃度)
■光毒性:陰性(10%濃度)
■光感作性:陰性
■変異原生(Ames Test):陰性
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価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | ヒノキチオール |
用途/実績例 | ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。 |
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