『ULTRON HF-Phenyl』は、階層的多孔構造をもつモノリスシリカに低吸着性のフェニル基を化学結合したモノリス型キャピラリーカラム(USP L11)です。
LC/MSでのインタクトタンパク質分析にもご利用頂けます。
タンパク質変性を抑制する温和な低温低圧分析が可能です。
フェニル基のπ電子相互作用が働くためODSカラムやC4カラムと異なる分離パターンが得られます。
モノクローナル抗体やADC、細胞発現たんぱく質のLC/MS分析など、モダリティ多様化時代の研究開発にご利用下さい。
【特長】
■シリカ表面への不活性化処理によるキャリーオーバーの抑制を実現
■未知成分の探索や多種のタンパク質一斉分析が期待できる
■カラム内径は0.1mmで、ナノフローLCで使用可能
■高感度検出を必要とするLC/MSに適する
■カラムはPEEKカラムジャケットで保護されているため取扱いも容易
※未修飾のキャピラリー(ULTRON HF-MBS )もございます。
※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問合せください。
(カラムデモをご希望の場合もお気軽にご連絡下さい。)
基本情報モノリスキャピラリーカラム『ULTRON HF-Phenyl』
【仕様】
■カラムタイプ:フェニル基
■サイズ(長さ x 内径):250 mm x 0.1 mm、700 mm x 0.1 mm
■使用目的:ペプチド・インタクトタンパク質分析
■タンパク質注入量(目安):1~50 ng (1~50 µg/ml溶液で1µLインジェクション、250 mmカラム)
■流量範囲:推奨範囲 300~1000 nL/min
■pH範囲:推奨範囲 2.0~8.0
※未修飾のモノリスシリカキャピラリーチューブ(ULTRON HF-MBS )もございます。
※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問合せください。
(カラムデモをご希望の場合もお気軽にご連絡下さい。)
価格情報 | 価格帯:10万円~20万円 |
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価格帯 | 10万円 ~ 50万円 |
納期 |
お問い合わせください
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。 |
用途/実績例 | ・インタクトタンパク質のLC/MS分析 ・モノクローナル抗体の精密分離分析(LC/MS分析) ・ヒト細胞抽出タンパク質の一斉LC/MS分離分析 ・酵母抽出タンパク質の一斉LC/MS分離分析 ・タンパク質翻訳後修飾の分析 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問合せください。 |
カタログモノリスキャピラリーカラム『ULTRON HF-Phenyl』
取扱企業モノリスキャピラリーカラム『ULTRON HF-Phenyl』
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