粉化が多く収率が悪いといった従来の課題をクリア。本装置を造粒機の直後にセットして、湿潤品を連続湿式整粒することで粉化の抑制を可能にしました。
また、顆粒表面の水分を微乾燥することで、次工程へのハンドリングが効率よくおこなえます。
乾式整粒方式と比較して微粉の発生が極めて少なく、アスペクト比の分布が非常にシャープな顆粒・細粒ができます。
そして、連続処理で角のとれた丸みをおびた顆粒・細粒が大量に得られ、様々な産業分野のマテリアルに対応が可能です。
※詳しくはカタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
基本情報球形整粒機 ターボコミニューター
【特長】
●連続・短時間処理が可能です。
旋回するジェットエアを使用することにより、極めて短時間で歩留りのよい整粒品を連続的に生産できます。
●付着が少なく分解・洗浄性に優れています。
ジェットエアにより顆粒の表面水分を除去できるので、湿式造粒直後の付着・再凝集を防ぎ、機械内の付着も最小限に抑えます。また、機構がシンプルなので容易に分解・洗浄できます。
●湿式整粒により粉化を少量に抑えます。
乾式整粒と比較して湿式整粒では粉化の発生が少なく、高水分の造粒直後の顆粒でも十分ほぐし作用がおこなわれ、そのまま流動層方式で乾燥できます。
●顆粒を丸みのある形状に
破砕整粒作用とマルメモーションが同時におこなわれるため、整粒後の顆粒は角のとれた、やや丸みのある形状となり、後工程でのコーティング等に適します。
●空気輸送が容易におこなえます。
ジェットエアを使用しているため、顆粒は空気輸送と同じような状態で排出され、そのまま空気輸送装置で後工程(乾燥)へ輸送することができます。
●オールステンレス、GMP対応です。
価格情報 | お問い合わせください |
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納期 |
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用途/実績例 | 【用途例】 ●医薬品 ●食品 ●化学 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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TC-LABO | 能力(kg/h):~100 |
TC-2 | 能力(kg/h):~1,500 |
詳細情報球形整粒機 ターボコミニューター
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【構造・機能】
湿式造粒直後の長さが不揃いの顆粒は、ホッパ1から予後分散版2の上に落下し、瞬時に拡散され、下部の回転する整粒板3の上で転動作用を受けると共に、ノズル4から噴射されるジェットエアによい、解砕整粒されます。
この時顆粒は、ジェットエアにより表面の水分が除去されます。そして、整粒された顆粒は、中央開口部5より排出板6の上へ落下し、遠心力によりエアと共に7から排出されます。
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造粒の様子
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造粒サンプルΦ0.8mm
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造粒サンプルΦ0.3mm
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参考フロー図1
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参考フロー図2
取扱企業球形整粒機 ターボコミニューター
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