株式会社ベンカン機工 管継手の非破壊試験

製品の健全性を確認するために、規格や法規に則り、また、お客様のご要求内容に合わせ、製品の非破壊試験を行います。

ベンカン機工では、素材の形態として鋼管・鋼板・鍛造などから、材質としては炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼・非鉄金属などから溶接式管継手を製造しております。

製品の健全性を確認するために、規格や法規に則り、また、お客様のご要求内容に合わせ、製品の非破壊試験を行います。

非破壊試験は、素材や製品を破壊せずに欠陥の有無、その存在位置、大きさ、形状、分布状態などを調べる試験で「Nondestructive Examination:略称NDE」とも呼ばれます。
表面欠陥の検出を行うものと内部欠陥の検出を行うものに分けられます。

【内部欠陥の検出】
1.放射線透過試験(Radiographic Testing:略称RT)
2.超音波探傷試験(Ultrasonic Testing:略称UT)

【表面欠陥の検出】
3.磁粉探傷試験(Magnetic Particle Testing:略称MT)
4.浸透探傷試験(Liquid Penetrant Testing:略称PT)

基本情報管継手の非破壊試験

ベンカン機工の品質管理(Quality Management)体制とは、需要家の皆さまが求められる品質の製品をご提供させていただくためのものであり、それを担保するために工程管理と様々な試験・検査を実施しております。
「耐圧試験」
JIS B 2311、JIS B 2312、JIS B 2313及びASME B16.9で規定されている、あらかじめ製造業者が管継⼿の製造⽅法ごとに幾つかの⼨法及び鋼種の代表的なものについて実施する耐圧性能検査の結果に基づき、接続するパイプと同等以上の耐圧性を有した管継⼿を製造しております。また、電気事業法の使用前・定期安全管理審査で要求されている継手本体に対しての耐圧試験にも対応いたします。
「各種機械試験」
JIS(日本産業規格)、ASME・ASTM(American Society for Testing Materials)規格で要求される機械試験、各種法規・各種船級で要求される試験に対応致します。
「寸法検査」
計測器は、国家計量標準に基づき、校正管理を実施しております。
「各種非破壊検査」
各種非破壊検査は、適用規格に応じた認定検査員が対応致します。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 各試験について、ベンカン機工ブログに詳細記事がございます。

品質検査技術・放射線透過試験(RT)
http://benkankikoh.com/blog/2019/09/26/radiographic-testing
品質検査技術・超音波探傷試験(UT)
http://benkankikoh.com/blog/2016/08/22/ultrasonic-testing
品質検査技術・磁粉探傷試験(MT)
http://benkankikoh.com/blog/2016/07/18/magnetic-particle-testing
品質検査技術・浸透探傷試験(PT)
http://benkankikoh.com/blog/2016/07/21/penetrant-testing

詳細情報管継手の非破壊試験

1. 放射線透過試験【radiographic testing】:RT
内部欠陥の検出を目的に実施されます。
放射線を試験体に照射し、透過した放射線の強さの変化から欠陥の状態を調べる試験で、試験体に内在する”きず”や欠陥がある場合、影となってフィルムに写ります。
その影から欠陥の種類を特定し、且つ、判定基準と照合して評価を行い、合否を判定します。
主として、鋼板製の溶接部に実施されます。

2. 超音波探傷試験【ultrasonic testing】:UT
内部欠陥の検出を目的に実施されます。
超音波を試験体中に伝えた時に、試験体が示す音響的性質を利用し、超音波のはね返りによって試験体の内部欠陥や材質を調べる試験です。
試験方法は検査物の形状などにより、垂直法と斜角法に区分されます。
主として、鋼板製の溶接部や、鋼管や鋼板、鍛鋼など素材に実施されます。

3. 磁粉探傷試験【magnetic particle testing】:MT
表面欠陥の検出を目的に実施されます。
鉄鋼材料など強磁性体を磁化し、欠陥部に生じた磁極による磁粉の付着を利用して表面の欠陥を検出する試験です。
主として、鋼管製の表面や鋼板製の溶接部に実施されます。

4. 浸透探傷試験【liquid penetrant testing】:PT
表面欠陥の検出を目的に実施されます。
試験体表面に開口している“きず”に浸透液を浸透させた後、拡大した像の指示模様としてきずを観察する試験方法です。
主として鋼管製の表面や鋼板製の溶接部、管継手管端ベベルエンド部に実施されます。

カタログ管継手の非破壊試験

取扱企業管継手の非破壊試験

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株式会社ベンカン機工

ベンカン機工の起源である「溶接式管継手」は、配管の永久的な接合を目的に、パイプと突き合わせて溶接するものであり、配管の接合方式において、もっとも、歴史が深く認知、信頼されている方式であると言えます。 ベンカン機工は、お客様のニーズに応えてまいります。

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