株式会社ベンカン機工
最終更新日:2021-07-27 09:21:48.0
FEM(有限要素法)受託解析サービス リーフレット
基本情報FEM(有限要素法)受託解析サービス リーフレット
ベンカン機工では、FEM(有限要素法)受託解析サービスを開始致しました!
配管部材の耐圧性能は、お客様の配管設計にて決められている最高使用圧力、規格に規定される耐圧性保証値および計算破裂圧力等に耐えることを検討し、製品ごとに耐圧性の保証をおこないます。
耐圧性能を検証する方法の一つとして解析があり、解析方法の一つにFEM解析(Finite Element Method:有限要素法)があります。
当社では,以前よりFEM解析を用いた強度解析を行っており、また一部のお客様には受託サービスとして製品の解析評価を行っており好評を得ています。
特に特殊品の設計においては、現場での施工のしやすさなどを考慮し、加工形状の取り合いなどもご提案可能です。
サービスの詳細について、パンフレットをご参照ください。
各種機械試験の受託
ベンカン機工では、大阪工場、桐生工場にて所有する試験設備を用いて、各種試験を行っております。
その試験技術をもとに、金属材料や鉄鋼材料の機械試験をベンカン機工にてお請けすることが可能です。
【ベンカン機工で試験を行うメリット】
・試験のみならず、試験片切り出し~試験片加工~試験までを一括で承ります
・JIS、ASTM規格はもちろんのこと、電気事業法、ガス事業法、高圧ガス保安法など法規に従った試験も対応可能です
・各種試験立会(お客様による立会や、船級協会殿など第三者立会)にも対応致します
・ASTM規格などの海外規格も対応可能です
・1種類、小ロットからお請け致します
納期も可能な限りご協力させて頂きますので、緊急対応等で試験にお困りの際はお声がけください。 (詳細を見る)
お客様の金属製品に対する熱処理も施工いたします。
当社は30ton大型バッチ炉(4000W x 2700H x 11000L)を筆頭とした熱処理炉を用いて、お客様のご要望、諸条件及び製品サイズ等に応じて、各種熱処理を実施いたします。
熱処理の種類は「ノルマ:焼ならし」「SR:応力除去焼なまし」「クエンチ:焼入れ」「テンパー:焼戻し」又はこれらの組み合わせによる熱処理を実施することが可能です。(大型製品のクエンチは要相談となります)
詳細についてはお客様のご要望や諸条件に応じて様々な検討・ご提案が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
規格外、特殊・特別・独自仕様など、お困りごとをお聞かせください!
ベンカン機工では溶接式管継手製造で培ってきた「塑性加工」「溶接」「機械加工」「様々な素材の取扱」を基に、お客様からのご要望に応じて新たな商品にもトライするべく、皆様からのお声を大切にしております。
どこにも載っていないけれど、「こんなもの作れますか?」をお客様と一緒に考え、カタチにいたします。
例えば、、、
・エルボに鋼管(単管)を溶接をして納入してほしい
・形状が複雑で、製造できるかわからないT(ティー)
・どこのメーカーに聞いていいかわからない
※下部「用途/実績例」欄に、これまで製造してきた製品の一部をご紹介しております!
(詳細を見る)
【特殊管継手製品】整流板付きエルボ
今回ご紹介する製品は整流板付きのエルボです。
整流板とは、エルボ等の管継手の内側に取り付ける板で、配管の中を通る流体の流れを整えるという役割で用いられます。
整流板を溶接する際にはエルボと溶接板、双方の曲げR(角度)を考慮して溶接しなければいけないため、高い技術が必要とされます。
ベンカン機工では、長年培った高い技術力により特殊な製品にも対応をさせていただくことで、お客様より高い評価を頂いております。
様々な材質、サイズで製造可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
【特殊品】発電所向け特殊ティー(45°YT)
45°YT製品は、2方向からの合流や2方向への分岐させる際に使用される管継手です。通常は母管に対して90°で枝分かれしておりますが、45°で枝分かれすることで流体の流れがスムースになるよう設計されています。
45°方向へ配管を分岐する際、通常、90°分岐のティーに45°エルボを接続する必要がありますが、45°YTを使用することで、更に省スペースで分岐することができます。
本製品は原子力発電所で使用されており、厳しい品質での管理を行っております。
対応サイズは50A、80A、100Aの3サイズです。
尚、材質及び対象サイズについてはお問い合わせください。
(詳細を見る)
【特殊品】特殊継手 シームレスレジューサ
本製品はガス事業者様向けの特殊レジューサです。
従来は各部を溶接することによって製造していたのですが、弊社の得意分野である金属加工技術を基に塑性加工のみで製造した製品で、溶接を用いないシームレス形状となっております。
特徴としては、大径側も小径側も直管部が長く、特に大径側の両サイドにはバーリング加工で穴を開けています。
溶接工程を省くことで、コストダウンと納期の縮を実現させました。 (詳細を見る)
【特殊品】溶接式管継手「Yピース」
ベンカン機工では、カタログに掲載されていない継手製品も販売しております。
画像は、溶接式管継手の「Yピース」と呼ばれる特殊形状の継手です。
用途は、ボイラ他、加熱炉、排熱回収のボイラーチューブや配管に使用されます。 (詳細を見る)
【特殊品】溶接式管継手「クロス」
溶接式管継手の品種ではエルボ、T、レジューサなどが一般的ですが、Tの枝が上下についたような形状をした継手のことを、十字型の形状からクロスと呼んでおります。
JISに規定のない管継手であり、多くは鍛造材からの削り出しにて製造されますが、ベンカン機工では、シームレスパイプからのバルジ製法(液圧成形法)での製作が可能です。
削り出し製法では、重量が重い、またその製法上角ばった形状となることが多く、配管施工現場での溶接施工が困難等の声も聞かれます。
また、素材の塊から削り出す製法は、材料自体を多く必要とするため、材料コストが多くかかり、加工コストの負担も大きくなります。
シームレスパイプからの成形による製作では、滑らかな形状、均一した肉厚、製品重量の軽量化を実現するとともに、コストダウンが図れます。そのコストメリットは、材料単価の高い鋼種(ステンレス鋼、ニッケルなどの非鉄金属)においてはより顕著となりますので、大きな効果が実現出来ます。
詳しくは、お気軽に営業窓口へご相談ください。 (詳細を見る)
【特殊品】溶接式管継手「クロス」(2)
ベンカン機工では、カタログに掲載されていない継手製品も販売しております。
画像は、溶接式管継手の「クロス」と呼ばれる特殊継手です。
詳しくは・・・是非、お問い合わせを! (詳細を見る)
【特殊品】溶接式管継手「ラテラル」
ラテラル(lateral)とは、一般的に本体側部より枝部が斜め方向にY字分岐した溶接式管継手です。
「管」と呼ぶにはあまりに極厚・特殊な形状ですが、そういった特殊形状の製品についても数多くの販売実績がございます。
ベンカン機工では、お客様の用途に応じて、様々な形状の製品に対応致します。 (詳細を見る)
【特殊品】特殊な形状の継手製造
写真のY管はサイズ4B、角度30°(R300)のエルボの背側に、1Bの短管を溶接した特殊な形状となっております。
SUS430は板材となるためエルボ・短管ともに板から造管を行い製造しています。
成形後は内面の研磨を行い、非常に滑らかな加工肌に仕上げています。
品種:特殊Y管
寸法:4BX1B
肉厚:3.0T
材質:SUS430
この製品は金属粉体の処理設備に使用されており、お客様より高い評価をいただいております。
上記の他にも様々な品種・形状の製品の製造に取り組み、多くの納入実績がございます。
「こんな継手できるの?」「こんな継手があればいいのに。」そのような時は是非一度、お気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
研磨仕上げを施したステンレス鋼製管継手
研磨は、製品に対して磨きの処理を施すことで、金属表面の意匠性を高め、表面粗度を細かくすることに有効です。
主にバフ研磨によって仕上げを行いますが、仕上粗さのグレードついては、#200、#300、#400、#600などで、管継手の内面、外面、内外面への対応が可能です。
品種はエルボ、T、レジューサ、キャップ、スタブエンド、材質は主にSUS304、SUS304LやSUS316、SUS316Lなどに対応してます。
1本の小ロットからお請け致します。
詳細につきましては、ご要望や諸条件に応じて様々な検討・ご提案が可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
配管用溶接式管継手【非鉄金属】
「非鉄金属」とは「炭素鋼」「合金鋼」「ステンレス鋼」とは異なる金属で、「アルミ合金」「ニッケル合金」などといった鋼種がこれに含まれます。
ベンカン機工では、長年培った金属塑性加工技術により、成形コントロールの難しい「非鉄金属」を素材とした溶接式管継手の製造も行っており、多くの納入実績を有しております。
また、これまで培ってきたさまざまな素材購入ソースを駆使し、多種多様な鋼種に対応することで、お客様の配管設計のサポートが可能な体制となっております。
「インコネル」「ハステロイ」「モネル」をはじめ、その他多くの素材への対応も可能ですので、詳しくはお問い合わせください。
「非鉄金属」については、ベンカン機工ブログでもご紹介しておりますので、併せてご覧ください。 (詳細を見る)
管継手の非破壊試験
ベンカン機工では、素材の形態として鋼管・鋼板・鍛造などから、材質としては炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼・非鉄金属などから溶接式管継手を製造しております。
製品の健全性を確認するために、規格や法規に則り、また、お客様のご要求内容に合わせ、製品の非破壊試験を行います。
非破壊試験は、素材や製品を破壊せずに欠陥の有無、その存在位置、大きさ、形状、分布状態などを調べる試験で「Nondestructive Examination:略称NDE」とも呼ばれます。
表面欠陥の検出を行うものと内部欠陥の検出を行うものに分けられます。
【内部欠陥の検出】
1.放射線透過試験(Radiographic Testing:略称RT)
2.超音波探傷試験(Ultrasonic Testing:略称UT)
【表面欠陥の検出】
3.磁粉探傷試験(Magnetic Particle Testing:略称MT)
4.浸透探傷試験(Liquid Penetrant Testing:略称PT)
(詳細を見る)
非破壊試験「放射線透過試験(RT)」も対応いたします。
放射線透過試験(RT)は非破壊試験のため、製品を損傷させることなく検査でき、目に見えない内部の欠陥を調べることが可能です。
主に継手の長手溶接部の欠陥を検知するためにRTを実施しており、肉厚数mmから100mmを超えるものまでの製品に対して、施工・判定が可能です。
電気事業法やガス事業法、高圧ガス保安法等、法規で要求されるものや、お客様のご要求でRTの実施が求められる製品につきましても対応が可能です。
また、試験体や検出すべき欠陥を考慮して、RTの他、浸透探傷試験(PT)、磁粉探傷試験(MT)、超音波探傷試験(UT)等、様々な方法を選択し、組み合わせることで適切な試験を実施しております。
各種試験に関しましても、お客様のご要望にお応えすることが可能ですので、お気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
溶接式管継手 80インチ(2000A/外径2032ミリ)エルボ
モナカという呼び名は、二つ重ね合わせた和菓子の最中(もなか)に由来します。
1.設備面の充実により、ご要望に沿った製品製造が可能
大径のエルボを製造する際、マイターベンドやエビ管と呼ばれる鋼管を組み合わせてエルボ形状にする手法がとられることがあります。モナカ製法の成形には金型や高出力のプレス機が必要です。当社の設備は充実しており、お客様のご要望に沿った製品の製造が可能です。
2.溶接線が少なく溶接部のリスクを軽減
マイターベンドは鋼管を溶接にて組み合わせるという製法上、溶接線が多くなるうえ、検査も多くなります。
当社のエルボは溶接線が長手方向に2本のみと、マイターベンドと比べて溶接線が圧倒的に少なく、溶接線への検査や溶接部の品質リスクを軽減することでより安心してご使用いただけます。
3.スムースな形状で流体への影響を最小限に抑えられる
マイターベンドは鋼管の組み合わせのため角を持った形状ですが、成形したエルボはスムースなR形状のため流体への影響を最小限に抑えられます。
様々な材質(※詳細は下部をご参照ください)での対応が可能ですので、是非お問い合わせください。 (詳細を見る)
配管用溶接式管継手 端角度(中間角度)エルボ
端角度エルボとは、一般的な90°や45°以外の中間角度のエルボのことを指します。
配管設計上、通常の90°や45°エルボでは対応し切れない配管に対し、85.5°や37°もしくは135°といった特殊な中間角度のエルボを製造することによって、通常エルボでは収まらないスペースへの設置や配管の取り合わせが可能となります。
お客様のご要求の角度での製造はもちろんのこと、お困りごとに対応できる製品のご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
大口径溶接式管継手~分岐管類~
写真は、母管に対して枝管が斜めに接続されたラテラル管です。
枝管の接続は、湾曲した面に溶接を行う鞍型溶接であること、そして枝管が直角でなく斜め方向に接続されるため接続面が楕円になることから、溶接士には非常に高い技量が要求されます。
当該品にはさらに、母管に当て板(パッド)がすみ肉溶接により貼られています。
当て板は、配管分岐部の補強を行うために貼られる場合や、プレファブ作業や現地での配管を行う際、当該製品にサポート材や足材を直接溶接すると、母管の品質への影響が懸念されることや、その溶接を行う溶接資格にも影響が出ることが考えられるため、そういった懸念に対応するために貼られているものです。
この当て板の製造についても、母管の湾曲した形状に沿うように製作するため高い成型技量が要求されますが、ベンカン機工では対応が可能です。
ベンカン機工では、すぐれた溶接技術や緻密な成型技術によって、高品質な製品の供給が可能です。 (詳細を見る)
溶接式管継手 バルジ成形によるT(ティー)製造
バルジ成形(ハイドロフォーミング)とは、金型内に置いた管材(鋼管など)に高い内圧と軸荷重(軸押込み)を負荷して変形させ、金型に沿った形状に加工する方法で、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミ、銅、真鍮など、各種合金の鋼管を素材とした塑性加工です。
バルジ成形を用いることで、以下のようなメリットがあります。
1.一体成形が可能なため、複雑な成形も可能。加工品の剛性が向上し、品質向上につながる
2.材料増肉成形が可能なため、鋼管の直角曲げが可能となり、工数削減や加工スピードのアップが実現できる
このように、複雑な成形が可能な上、コスト削減も可能な成形方法です。
当社では、T(ティー)をはじめ、45°YTの特殊T(ティー)、クロス、ラテラルなどの溶接式管継手製造も可能です。
お客様のニーズに合わせた材質、口径、厚みの溶接式管継手、また、特殊品の製造のご相談もお受けしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
高圧導管幹線用3DRマンドレルエルボ
3DRエルボは、主にガスパイプラインに使用されることの多い管継手です。
高周波曲げで多く製造されていますが、高周波曲げの製造工程上、掴みしろとして、1OD(1オーディー)の余長部が必要です。
しかし、余長部があることで運搬時にかさばります。
また埋設の場合、余長部があることで工事時により深く掘る必要があり、ハンドリングも含め工数がかかります。幹線用ともなれば多くの製品を使用しますので、そのコストへの影響は大きいと考えられます。
しかし、マンドレル製法で製造すれば、余長部がないことでトラック等への積載効率が上がり、現地パイプラインでの地中埋設時の縦配管において深堀を必要としないため、工事をより容易に進めることが可能です。
また、曲げ部の管肉厚がほぼ均一でエルボ全体を熱処理するので機械的性質が均一、肉厚不連続境界部が無いなど品質が高く、高圧導管幹線用として安心してお使いいただけます。
ベンカン機工では、マンドレル曲げの3DRエルボをご提供させていただきます。コストメリットなど試算させていただきますので、お気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
JSME適用/原子力向け管継手
JSME適用の要求があってお困りのことはございませんでしょうか。
JSME適用の品質管理の要求があるが実際どうしたら良いか、またその管理はどういった管理が必要なのか、計測器の管理は?トレーサビリティーの管理とは?品質記録の作成方法は?溶接施工が必要な場合、溶接施工法は?溶接士は?など、様々な内容についてお困りのことがありましたら、ご相談ください。 (詳細を見る)
火力発電所向け 大径シームレス管継手
ベンカン機工では、外径16インチを超える大径シームレス鋼管に接続される大径シームレス管継手を、長年培った塑性加工技術と品質保証体制を用いて製造しております。
材質も、低合金、高合金、高張力鋼、ステンレス鋼などの対応が可能です。 (詳細を見る)
配管プレファブ・溶接構造物
ベンカン機工では、高い溶接技術を活かし、配管プレファブ作業や溶接構造物の製造を一貫して請け負います。
電気事業法(原子力・火力)や、ガス事業法等、法規に関わる溶接を行うことが可能ですので、部材の購入から申請まで、管理の一元化で皆さまの業務効率やコストダウンに貢献いたします。
まずはお気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
鋼板製溶接鋼管と配管プレファブ
ベンカン機工では、長年培ってきた配管製品における管理体制(材料、溶接、製造工程や品質保証)により、突合せ溶接式管継手はもちろんのこと、鋼板製溶接鋼管の製造や配管プレファブなど、お客様のご要望にお応えし高品質な製品をご提供いたします。
■鋼板製溶接鋼管
➢製造可能範囲
・口径:400A (16B) ~ 1200A (48B)
・肉厚:90mm (max.)
・長さ:短管~8,000mm (8000L)
➢ここがおすすめポイント
・ロット制約無し、1本から製造可能です。
・短管、乱尺での製作が可能です。
・ご指定の開先形状や特別公差にも対応が可能です。(但し、事前協議が必要です。)
■配管プレファブ
➢スプール可能な範囲
・スプール長さ:9000(w) x 2350(d) x 2000(h)
➢ここがおすすめポイント
・溶接鋼管、管継手及び配管プレファブまで、窓口一本化による一元管理が可能です。
・同一施工法により溶接部の品質を同一レベルに保てます。 (詳細を見る)
タンク廻り配管用 アルミニウム合金製突合せ溶接式管継手
LNG運搬船向のタンク廻りには、ベンカン機工のアルミニウム合金製突合せ溶接式管継手を是非ご使用ください。
ベンカン機工では多くの船級の資格を取得しており、塑性加工と溶接の組み合わせでエルボ、ティ、レジューサ、キャップの他、スリーブ、ベルマウスも製造可能です。
以下の対応船級に対応しております。
1.日本海事協会(NK)
2.フランス船級協会(BV)
3.ロイド船級協会(LR)
4.アメリカ船級協会(ABS) (詳細を見る)
LNG運搬用船舶向け溶接式管継手
様々な船級に対応可能な技術力、経験を有しており、お客様のニーズに合わせ、船級協会で要求されている仕様はもとより、多種多様な追加のご要望にもお応えいたします。 (詳細を見る)
造船向け管継手
ベンカン機工は、造船向け管継手において、一品一様のアイテムから大量生産が必要なアイテムまで、製品品質に絶対の自信をもっております。
船級品はもちろんですが、JIS規格品(小口径~大口径)においても、お客様への安定供給のご期待に必ずお応えいたします。
以下の5つの船級協会の材質にも対応しております。
1.日本海事協会【NK】(例:KSTPT38・KSUS316LW等)
2.ビューロー・ベリタス【BV】(例:BV360等)
3.DVN GL船級協会【DNV・GL】(例:TS360・GL360等)
4.ロイド船級協会【LR】(例:LR360等)
5.アメリカ船級協会【ABS】(例:ABS 4等)
是非、お気軽にご相談ください。
(詳細を見る)
発電プラント向け大口径鋼管製エルボ
発電用火力発電設備で規定されている材料の大口径シームレス鋼管製継手を、多数供給しております。
材 質:火STPA28 ※海外向け:SA234WP91、SA234WP92
国内外の発電プラント向けに多くの納入実績がございます。
まずはお気軽にご相談、お問い合わせください。
プロジェクト営業部 東日本営業課(03-3777-1521)
プロジェクト営業部 西日本営業課(06-6482-1851) (詳細を見る)
配管用 溶接鋼管
今回ご紹介の製品は、配管用溶接鋼管です。
パイプを製造する際、通常は製造数のロットの制限や、最小長さの制限がついてしまうことも多くあります。
しかしベンカン機工では、お客様のご要望に応じて、4000L、5500L、6000L等の定尺から、1M未満の短いサイズ、乱尺と言われる中間長さのパイプの製造や周開先の施工にも対応をさせていただいております。
溶接施工については、電気事業法、ガス事業法、ボイラ、第一種圧力容器など、法規要求に基づく溶接施工にも対応可能です。
電気事業法対象製品では、溶接事業者検査へ対応する溶接施工法及び溶接士による施工とその品質保証が対応可能で、その管理が検査に係る図書類の作成及び工場審査などお客様のコストダウンに貢献することができます。
また、継手とパイプの周溶接も併せて実施することで更なるコストダウンも可能です。
(詳細を見る)
原子力向け 配管プレファブのご提案
ベンカン機工では、国内全ての原子力発電所向けへの溶接式管継手の豊富な納入実績があります。
原子力向けの厳しい品質管理および図書類、品質記録類の管理ノウハウ、溶接事業者検査対象品の長手溶接、周溶接の技術を活かし、溶接事業者検査対象品は基より、溶接事業者検査の対象以外でも原子力管理が要求される配管プレファブの製造も行っており、今般の原子力発電所の再稼動に必要な対策工事向けに多くの実績があります。
特に、従来原子力管理が要求されない配管である消火配管向けの継手類、フランジ、ノズル、ニップルを組み合わせたプレファブ配管や、そのフランジやノズル、ニップルの強度計算をJSME(日本機械学会規格)に基づき実施したものも製造し納入しております。
鋼種もステンレス鋼、炭素鋼(メッキ)のいずれでも製造可能で、この他、様々なご要望にお応えいたします。 (詳細を見る)
鋼製ヘッダー管
ベンカン機工では、プレファブ製品の一種である各種鋼製のヘッダー管の製造をいたします。
1.口径、板厚(製品厚さ)、長さ等
様々な検討やご提案が可能です。まずはご相談ください。
2.材質
炭素鋼、高張力鋼、合金鋼、ステンレス鋼をはじめアルミなどの非鉄金属でも製造が可能です。
3.必要に応じた各種試験
非破壊試験・・・RT(放射線透過)試験、PT(浸透探傷)試験、MT(磁粉探傷)試験、UT(超音波探傷)試験 など
機械試験・・・引張試験、曲げ試験 など
4.部材の調達に幅広く対応
豊富な仕入れソースを駆使し、部材の自社調達が可能ですので、安心してお任せいただける体制です。
【製品例】
・配管のランパイプ(母管)に対して複数のアウトレットパイプ(枝管)を取り付けたもの
・エルボなどR部分に枝管を取り付けたもの など
(詳細を見る)
火力発電所向け 鍛鋼品 継手
彫刻品?とも思わせる、惚れ惚れする仕上がりの継手です。
これは、”削り出し”といって、塑性加工ではなく、鍛造材から削って作ります。
火力発電所のボイラー関連で使用される溶接式管継手の中には、塑性加工(鋼材を伸ばしたり縮めたり、曲げたり、引き抜いたり)では造れないような、大きくて特殊な形状を有する製品があります。
このようなご要望に対しては、通常の塑性加工での製作ではなく、鍛造材からの切削によって製作します。
形状としては主に一方向から同じ角度に分岐させる(Y-PIECE)、一方向から片方だけ枝のように、ある角度で分岐させる(LATERAL)、Tの字に分岐させる(T-PIECE)があります。
口径は400~800mmが主で、大きいものでは10トン程度のものもあります。
当該製品は非常に過酷な条件のもとで使われるため、製品の仕様としては、発電用火力設備の技術基準に基づき、使用材料の厳密な成分規定や熱処理条件の規定を設けます。単純に形状が合っているだけでなく、使用材料のUT試験、製品での引張試験、衝撃試験、硬さ試験、浸透探傷試験等を実施し、すべてクリアした上で最終製品としてご提供しております。 (詳細を見る)
船用スクラー配管用二相ステンレス製品
ベンカン機工では様々な特殊材質を取り扱っており、耐食性の高い二相ステンレス鋼を使用しての製品供給も可能です。
お困り事が御座いましたら、是非弊社へご相談ください。 (詳細を見る)
配管用溶接式管継手【ニッケル基合金】
ベンカン機工では、長年培った金属塑性加工技術により、難成形素材であるニッケル基合金を素材とした継手の製造も行っており、多くの実績があります。
ニッケル基合金は、耐熱、耐食材料として使用されており、強度も高いため、高温域の使用にも適しております。
ベンカン機工で製造可能なニッケル基合金継手は、次の鋼種です。
ASME UNS NO N10276,N06022,N10655,N06210,N02200,N02201,N06625,N08020,N06002,N06601,N06230,N08800,N08810,N06600,N08825,N06690 (詳細を見る)
消火配管用管継手(Su継手)ベンカン機工
「ステンレス配管はコストが高いから無理」と思っていませんか?
消火配管をステンレス配管にすることで、炭素鋼と比較して、ステンレス鋼の特長である”耐食性”により配管設備を長寿命化することができます。
また、ステンレス鋼の強度により配管の薄肉化が実現でき、配管の省スペース化が可能です。ステンレス鋼の場合、配管重量が炭素鋼の約70%も軽減できるため、その強度と省スペース化は容易にご理解いただけると思います。そして、それに伴い、現場工数低減にもメリットがあります。
ベンカン機工の管継手(Su継手)は、消防法での使用も可能であり、JIS規格認証(JIS B 2309)も取得しております。
消火設備はもちろん、一般配管用ステンレス配管にも使用されている信頼のブランドであるベンカン機工のSu継手が、消火配管のステンレス化のお手伝いをいたします。
2020年3月に公布されました「水質基準に関する省令等の一部を改正する省令」内で六価クロム化合物の量が改正され、当社では新基準における浸出性能試験を実施しており「改正された水質基準を満足しているSu継手」でございます。
(詳細を見る)
スクラバー配管向け二相ステンレス鋼製エルボ
ベンカン機工では、特殊鋼に関するノウハウと技術力を活かし、お客様のご要望に応じて溶接式管継手を製造し納入させていただいております。
今回は、高耐食性、高強度且つ良好な溶接性を持つ、二相ステンレス鋼製エルボを排ガス洗浄装置設置配管用に納入した一例をご紹介致します。
排ガス洗浄装置(以下、スクラバーと略します)は、発生する粒子状物質や有害ガスなどを洗浄して放出する装置で、このスクラバー設置配管には特殊鋼が使用されるケースが多くあります。
用途:排ガス洗浄装置(スクラバー)設置配管
材質:UNS S32750
納入サイズ:1-1/2B(40A)~14B(350A)
今回は全て鋼板から溶接組立タイプで製造したものです。
ベンカン機工では、その他スーパーステンレス鋼、アルミなどの特殊な材料からの製造も可能で、口径も16B(400A)~48B(1200A)の大径や、1200Aを超える溶接式管継手も製造可能です。
特殊鋼、特殊寸法の溶接式管継手の製造検討も積極的に対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
【導入事例】発電所エルボ配管取替え工事
三菱重工業株式会社 長崎工場様の火力発電所向けアフターサービス案件で、数十年前に納入させていただいた長手溶接線を有するエルボの取替え工事用製品を今回受注、納品させていただきました。
高温高圧の状況下で使用し老朽化した配管の現地取替え工事という案件でしたが、前回納入のエルボと同じものではなく、多くのメリットを盛り込んだ新たな製品をご評価いただき、納入いたしました。
今回の製品でご評価いただいた仕様は以下の通りです。
・長手溶接線を無くすため、エルボをシームレス化
・エンジニアリングメーカー内での作業負担を無くすために、
ベンカン機工で設計圧力×1.3の圧力で水圧試験を実施
・現地での取替え作業が容易にできるよう、吊り金具を設置
配管設計圧力 x1.3 の水圧試験をあらかじめベンカン機工で実施することで、老朽化した配管に設計圧力 x 1.3 の水圧試験を行うリスクを回避できます。
以上のような、納期管理、作業負担軽減といった効果を確認、実感していただき、その後のアフターサービス案件においても同様のスキームでご発注を頂けるなど、高い評価を得ております。 (詳細を見る)
【事例紹介】合金鋼製 キュービックタイプの管継手
Super 9Crは、合金鋼の中でも扱いが難しい材質ですが、世界でも数少ない、多くの納入実績をもっている合金鋼管継手製造のリーディングカンパニーとして今回ご注文いただきました。
塑性加工では成型しづらい「小径品かつ厚肉」という明細に対しても対応可能ですので、是非一度お気軽にお問い合わせください。
出来るかな?の問い合わせをお待ちしております!
お客様のご要望の形状での製造も検討いたします。 (詳細を見る)
配管用溶接式管継手 ベンカン機工 配管用高張力鋼製継手
『高張力鋼』は、一般の材質に比べて引張り強さや強度が高い鋼材で、その特性により配管設計の肉厚を薄くすることが可能であり、配管の径を小さく、重量も小さくすることができることから、石油やガスパイプラインなどを始め幅広い分野で使用されている継手材料です。
一部材質については材料となる鋼管を在庫にて保有していることから、比較的短納期にて納入し、お客様にご好評をいただいております。
<代表的な対応鋼種>
API5L-X42(L290),X52(L360),X60(L415),X65(L450)、それぞれPSL1、PSL2クラスに対応致します。
A860 WPHY42,A860 WPHY52,A860 WPHY60,A860 WPHY65,MSS SP-75 WPHY42,MSS-SP75 WPHY52,MSS-SP75 WPHY60,MSS SP-75 WPHY65 (詳細を見る)
溶接式管継手の短納期要望にお応えします。
弊社 大阪工場扶桑地区(兵庫県尼崎市扶桑町)は生産拠点であると共に西日本エリア(近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方)のお客様に短納期で製品を納入するため、溶接式管継手の在庫品を保有しております。
【在庫アイテム】
・エルボ(ロング・ショート)
・ティー(同径・異径)
・レジューサ(同心・偏心)等
・ステンレス鋼製フランジ
【材質・種類】
・FSGP(黒管・めっき)
・PT370(S40・S80・S160)
・SUS304・SUS316・SUS316L
・ステンレス鋼シームレス等
・SOP-FF/RF
・BL-FF/RF
※在庫品のサイズ及びラインナップに関しては別途お問合せください。
豊富に在庫を保有していますが、更に在庫製品のラインナップを増やすためにラックを新設しました。
今後もラックの追加を予定しており、より豊富な在庫でサポート致します。
また常用便を保有しているため、近隣地域への重量物のタイムリーな配達対応が可能です。※配達エリア内
近畿・中四国・九州エリアへの翌日着発送も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。※遠方へは翌々日着となります。 (詳細を見る)
ベンカン機工 特殊塗装管継手
鉄鋼製品は、無塗装のまま大気中に留置すると容易に侵食され、空気中の酸素と水分によって電気化学的に錆が発生します。
塗料を塗布することによって製品を腐食・老朽の条件から保護することが可能です。
プラントや導管に使用される鉄鋼製品は特に塗装される割合が多く、ベンカン機工においてもお客様ご指定の塗料による塗装や塗覆装を施した製品の供給が可能ですので、現地での塗装作業軽減を図ることができます。
特別な塗装のご指示を頂かない製品については、屋内保管で半年程度、錆を抑止する一時防錆を塗布しております。 (詳細を見る)
RoHS指令 ベンカン機工
RoHS指令とは?
RoHS(Restriction of Hazardous Substances 通称:ローズ)指令は、電子・電気機器における特定有害物質の使用制限について、2006年7月に施行された欧州連合(EU)による指令です。
RoHS指令は、主にWEEE指令によるリサイクルが容易になるように、また埋め立てや焼却処分されるときに、人と環境に影響を与えないように、電子・電気機器に有害物質が含有されていないことが目的とされています。
2015年6月に公布された官報に基づき、2019年7月以降、新たに4種のフタル酸エステル類が対象物質として追加制限されることが決まっています。
※WEEE(Waste Electrical and Electronic Equipment 通称:ウィー)指令は、廃電気・電子製品に関する欧州連合(EU)による指令です。 (詳細を見る)
テーパ管、短管をお探しではないでしょうか?
テーパ管とは、鋼板から製造した勾配、長手溶接線を持った配管製品で、溶接式管継手の規格におけるレジューサ以外のものを称しております。
レジューサは、規格で製品の高さ(長さ)や段落ち(接続するそれぞれの配管径の差)などが決まっていますが、配管施工をおこなう際、設計上その高さや段落ちが規格と異なる製品が必要となることがあります。
その際活用できるのがテーパ管です。
短管も、配管設計で必要な短い鋼管部材を、必要な長さと管端加工まで行い納入させて頂くことが可能です。
これらの製品により、お客様の現場での工期短縮や現地の施工効率UPに貢献いたします。
口径、板厚(製品厚さ)、長さ等はご相談ください。
また、材質は炭素鋼、高張力鋼、合金鋼、ステンレス鋼をはじめアルミニウムなどの非鉄金属でも製造が可能です。
テーパ管も短管も、1本の小ロットからお請け致します。
テーパ管は、同心も偏心も対応可能です。
配管用以外にも、鉄鋼構造物向けや溶接構造物向けへのご検討はいかがでしょうか。
お客様のご要望や諸条件に応じて様々なご提案が可能ですので、詳細につきましては是非お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
アーク溶接鋼管
ベンカン機工では突合せ溶接式管継手の他にも、鋼板製のアーク溶接鋼管の製造を行っております。
ロット制約はなく、乱尺(お客様ご指定の任意の長さ)での製造も対応可能です。
「500L1本だけ現場で必要、、」といった、お客様のご希望本数・長さにて製造致します。
また、現地での対応が難しい両端部又は片側端部へのベベル加工(開先加工)も、お客様ご指定のベベル形状にて承ります。
ご指定の形状で製造することで、納入後すぐの配管施工が可能となり、お客様よりご好評を頂いております。
【製造範囲】
・口径 400A(16B)~1200A(48B)
・肉厚 90mm(MAX.)
・長さ 短管から8,000mm(8000L)
※上記サイズ以外はお問い合わせください。 (詳細を見る)
テーパ管
テーパ管とは、断面積が入口と出口で異なる配管製品のことを指します。
同形状のものでレジューサがありますが、レジューサは製品の長さ、段落ちが規格で決まっています。
しかし配管工事では設計上、長さや段落ちが規格と異なる製品が必要な場合もあります。
その際に活用できるのがテーパ管です。
また製造方法として、鋼材を削り出して造る方法もありますが、大径品の場合は特に材料費、加工費を考慮すると、
鋼板を溶接して製造するテーパ管の方がコストの面でメリットがあります。
ベンカン機工では1本、小ロットから製造可能で、口径、板厚、肉厚、長さ等はお客様のご要望や諸条件に応じて製造いたします。
また、材質は炭素鋼、高張力鋼、合金鋼、ステンレス鋼をはじめアルミなどの非鉄金属でも製造が可能です。
詳細につきましては是非お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
管継手製品の環境・化学物質に関連する各種資料を作成します
溶接式管継手等の金属製品において環境・化学物質に関連する各種資料が必要となった際、ベンカン機工が作成いたします。
必要な方は、まずは下部「お問い合わせ」より詳細をご連絡ください。
どの様に対応すればよいかわからない資料についても、当社より必要な情報項目等を提示しますので、それに沿ってご回答頂ければOKです。
また対象成分、含有上限値および報告フォーム等の変更もあり得ますので、ご要望と発行ルールを精査のうえ適切な資料をご提供します。 (詳細を見る)
FEM(有限要素法)受託解析サービス
ベンカン機工で取り扱っている各種プロセス向けの特殊継手は、一般的に使用、販売されている管継手以上に様々な仕様が要求されます。特に耐圧性能は高圧下での管継手の挙動と安全を確保するための大切な性能となります。耐圧性能は,管継手の形状・寸法の適正化により確保され、その設計手法の一つにFEM解析が使用されています。
このサービスは、以下の主な内容になります。
・FEM解析を用いた管継手等の配管部材の設計サポート
▻ 特殊形状の管継手設計(高圧環境、鋳物製配管部材からのリプレース 等)
▻ 既設管継手の耐圧性能評価
▻ 特殊継手の製造(材料調達~製造~試験・検査~出荷までサポート)
・弊社保有技術と組み合わせることで様々な対応が可能です
ご相談は、まず弊社営業担当または当社HPからのWebでのお問い合わせに対応いたします。
最初のお打合せより、弊社技術本部の専任担当者が対応いたしますので、直接ご要望事項を解析結果へ反映させることが可能です。
打合せ方式に関しましても、出向、ご来社の他、Web会議(Zoom,MS Teams等)にも対応可能です。お気軽にご相談ください。
(詳細を見る)
配管用溶接式管継手 合金鋼製継手(低合金鋼、高クロム鋼)
配管用合金鋼製継手は、Cr(クロム)、Mo(モリブデン)などの元素を含有し、おもにボイラ用、バイオマス発電用、火力発電用の主配管・再熱配管、石油精製や化学工業用の高温、高圧配管などに用いられます。
ベンカン機工では、各種合金鋼継手の製造実績を有しております。
また、一部の材質については材料となる鋼管を在庫にて保有しており、比較的短納期にて納入をさせていただくことも可能です。
カーボンニュートラル社会の実現には、プラントの高能率化によるCO2削減は避けて通れません。厳しくなる高温プロセス環境に対応した低合金鋼、高クロム鋼製管継手は、このような条件では欠かせない製品となります。
またベンカン機工では、特殊仕様及び新しい材料での製造にもトライし、社会に貢献しています。
<代表的な対応鋼種>
(JIS規格)PA12、PA22、PA23、PA24、PA25、PA26
(火力基準材)火STPA28、火STPA24J1、火STPA29
(ASME/ASTM)A234WP1、WP12、WP11、WP22、WP5、WP9、WP91、WP92 (詳細を見る)
船級協会 規格対応管継手
「船級品」と呼ばれる、船級協会認定の材料を使用して製造する管継手があります。
船級協会が規定する基準に合格した材料を使用して製造する管継手のため
一般的に入手困難な材料ですが、ベンカン機工では豊富な実績と材料入手ソースを駆使し、安定した供給力でお客様の設計・調達・生産をお手伝い致します。
カーボン鋼、低温鋼、合金鋼、ステンレス鋼ともに対応が可能です。
主に以下の5つの船級協会の材質にも対応しております。
1.日本海事協会【NK】(KSTPT38, KLPB, KSTPA22, KSUS316LW, K304LTP 等)
2.ビューロー・ベリタス【BV】(BV360 等)
3.DNV GL船級協会【DNV】(TS360, GL360 等)
4.ロイド船級協会【LR】(LR360, LR410,LR360LT,LR440 等)
5.アメリカ船級協会【ABS】(ABS 2, ABS 3, ABS 4, ABS 5, ABS 1L, ABS 12 等)
上記以外の鋼種も対応可能です。是非お問い合わせください。
(詳細を見る)
低温配管用管継手(管継手材質PL380、PL450)
低温配管用に使用される管継手の材質に「PL380」「PL450」があります。
■PL380
区分:炭素鋼 (アルミキルド鋼)
使用用途:-45℃までの低温配管に使用されています。アンモニア、LPGといった流体に主に使用されます。
弊社対応:一部サイズについて、材料となる鋼管を保有しており、該当サイズについては比較的短納期での製造が可能です。
■PL450
区分:合金鋼 (3‐1/2Ni鋼)
使用用途:-100℃までの低温配管に使用されています。硫化水素、CO2やアセチレンといった流体に主に使用されます。
弊社対応:常時保有している材料ではありませんが、対応可能です。
この他、オーステナイトステンレス鋼やアルミニウムが使用される場合もあります。
配管設計において、PL380、PL450、オーステナイトステンレス鋼、アルミニウムを選択される際の溶接式管継手は、ベンカン機工にお問い合わせください。
※お客様の条件に応じた詳細な納期、価格をお見積りさせていただきます。 (詳細を見る)
機械試験「硬さ試験」
管継手に付随する各種試験のうち、製品の機械的性質を調べる「機械試験」があります。
その中の一つ「硬さ試験」は、硬さ試験機を用いて試験片や製品の表面に一定の荷重で硬質の圧子(ダイヤモンドなど)を押し込むなどして硬さを測定する試験です。
「硬さ試験」にはいくつかの種類があり、ベンカン機工ではそれぞれに対応が可能となっております。
硬さ試験の種類には、以下のものがあります。
▻ ブリネル硬さ試験(HBW)
▻ ビッカース硬さ試験(HV)
▻ ロックウェル硬さ試験(HRCW又はHRBWなど)
ベンカン機工では、機械試験の経験も豊富で、これら機械試験については、管継手に付随する試験だけでなく機械試験のみのご用命も承っておりますので、お悩みの際は是非お気軽にご相談ください。
試験の詳細は、当社ブログにて詳しく解説しております。
(詳細を見る)
非鉄金属 アルミニウム管継手
ベンカン機工では、アルミニウム並びにアルミニウム合金の管継手製造も多数実績があります。
アルミニウムの特徴
・軽くて加工しやすいが、強度が低い。
・熱伝導性が良い。
・低温でも靭性が下がらないため、液体水素の-252.7℃のような極低温での使用にも適している。
・大気中の酸素と反応して酸化被膜が形成されるため耐候性に優れるが、酸性やアルカリ性の環境下では酸化皮膜が破壊されてしまい、特に塩化物イオンやアルカリ環境には弱い性質を持っている。
こういった特徴から、アルミニウムは、成形の難易度が高く、溶接も同様に難易度が高い材質です。
しかし、耐腐食性、低温でも靭性が下がらないなどの大きなメリットがあり、腐食環境に厳しい海水の環境下の配管や、液化天然ガスや液体水素などの極低温の配管・タンク類に適した素材です。
ベンカン機工では、長年培った技術とノウハウにより、成形技術や溶接技術が確立されているため、アルミニウムのようなデリケートな素材での製造が可能です。また数多くの実績と経験から、さまざまな問題解決にも柔軟に対応いたします。
安心してご相談、ご依頼ください。 (詳細を見る)
特殊角度(端角度)エルボ
エルボはJIS規格において90°エルボ、45°エルボ、180°エルボという形状の種類が規定されております。
配管の設計上その角度では対応しきれないケースでは、JIS規格では「特殊角度エルボ」が認められており、
配管設計上必要に応じて、特殊角度で製造することが可能です。
60°や30°、135°といった特殊な中間角度で製造されるエルボが「特殊角度(端角度)エルボ」です。※(はかくど)と読みます。
ベンカン機工ではお客様のご要望に細かくお応えし、オーダメイドで端角度エルボの製造に対応いたします。
<ベンカン機工の端角度エルボをご採用いただくメリット>
・配管施工現場でエルボを加工して使用すると、その管継手の製品保証が消失してしまうため、あらかじめ必要な角度で製造した方が安心
・配管施工現場でエルボを角度加工したりベベルエンド加工を行うには設備や技術が必要なため、あらかじめ加工済みの製品を使用する方が安心
・JIS規格に基づく寸法精度をもった製品が製造できる
・ご要望に応じて、製品の詳細寸法を含んだ製作用図面や納入品図面を発行できる
(詳細を見る)
ガイドバー付きT(ティー)
導管は、直線部だけではなく曲がりや配管の分岐部分が存在します。この分岐部分をピグが通過する際に、分岐側に引っかからず、スムーズに通過できるようにする為のガイド板をガイドバー(ピグバー)といいます。
ベンカン機工では、導管の曲がり部分で使用されるエルボ、分岐部分で使用されるT(ティー)を製造しておりますが、T(ティー)の分岐部分にバーを取り付けたものをガイドバー付きT(ティー)と呼んでいます。
ガイドバーについては、形状や取り付け方に様々なノウハウがあり、T(ティー)本体との溶接は、ガス事業法などの法規に基づいて認可を受けた溶接の方法(溶接施工法)にて行う必要がある場合が多くあります。
ベンカン機工ではガス事業法や電気事業法などの法規要求に基づく多くの溶接施工法を取得しているため、さまざまなケースに対応が可能です。
お客様のご要望に応じて様々な形状でのガイドバー取り付けに対応が可能なことに加え、ガイドバーの材料についても当社で調達することもできます。
更にガイドバーの溶接部の各種試験検査にも資格付けされた対応をしております。
ピグ写真出典 : JFEエンジニアリング株式会社様 (詳細を見る)
PAD(当て板)付き溶接式管継手
「管継手とサポート材を接合したいが、強度や熱影響が心配で管継手本体には取り付けたくない」
「現地で管継手にPAD(当て板)を溶接し取り付けるのは手間がかかる」
そんな時は是非ともベンカン機工にお申し付けください。
スタンションサポートやダミーサポートなど配管支持構造(水平荷重、垂直荷重)において、PAD(当て板)を必要な部分に取り付けることで、PAD部とサポート材との接合を可能にします。
そんなPAD付き管継手ですが、製造は簡単ではありません。
PADと管継手は別々に塑性加工によって製造しますが、それらがぴったりと沿うように溶接するにはPAD形状修正という非常に難しい作業が必要になります。
ベンカン機工には国内に構える3つ(5拠点)の自社工場と、そこで日々腕を磨く職人達が蓄積してきた様々なノウハウがあります。
検討段階で技術的に難しいのではと言われたPAD付き管継手を、工場を跨いで知恵と技術を持ち寄ることで製造可能にした事例もありました。
一品一様の特注品であるPAD(当て板)付き溶接式管継手ですが、ご検討される際はベンカン機工へご用命ください。 (詳細を見る)
配管用 溶接鋼管(乱尺、短管も対応可能です)
当社では突合せ溶接式管継手同様に、溶接鋼管の製造を行っております。
突合せ溶接式管継手では炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼をはじめ特殊材質での製造も取り扱いをしておりますが、溶接鋼管についても以下の代表的な材質を用いて製造することが可能です。
炭素鋼製:SS400・SB410・SB450・SB480・SM400A・SM400B・
SGV410・SGV480・SM490C・SM520C
合金鋼製:SB450M・SB480M・SCMV2・SCMV3・SCMV4・SCMV5
ステンレス鋼:SUS304・SUS304L・SUS316・SUS316L
※その他特殊材質も対応可能ですので、お問い合わせください。
(詳細を見る)
バフ仕上げ研磨を施した溶接式管継手
溶接式管継手製品の表面仕上げの仕様要求で「研磨加工」が施されるケースがあり、特にステンレス鋼製製品においては「バフ研磨」による光沢のある滑らかな仕上げがあります。
「バフ研磨」とは「バフ」と呼ばれる綿やフェルト、ウールが取付られた研磨ツールにペースト状の研磨材などを用いながら、表面を滑らかに研磨する手法で、特に鏡面仕上げが求められる場合に適用します。
バフ研磨には”粗さ”の区分があり、○○番仕上げと表現されます。一般的に、数字が大きいほどグレードが高く、より製品表面に光沢が得られます。
ベンカン機工では、バフ研磨仕上げに関わらず表面グレードの指示には、研磨材番手の他に、表面粗さパラメーター(Ra,Rmax等)、粗さ記号、対比試験片による評価及び表面粗さ計による評価などにも対応しており、用途に合わせた表面グレードの対応が可能です。
配管設計上、溶接式管継手に研磨加工が必要となった際は、お気軽にお問い合わせください。
<品種>
・エルボ、T、レジューサ、キャップ、スタブエンド
<材質>
・SUS304、SUS304L、SUS316、SUS316L 他各種材質に対応が可能です
(詳細を見る)
【事例紹介】建築の空調設備配管向け 大径めっき製品
今回ご紹介の製品の詳細は以下の通りです。
JIS(めっき)
品 種:90E(S)
材 質:PY400
サイズ:1500A(60インチ)
肉 厚:7.9mm
お客様のご指定によりその大径の溶接式管継手にめっき加工を施したものです。特に、1500A(60インチ)などの溶融亜鉛めっきの加工は容易ではなく難易度が高い製品です。
ベンカン機工では、大径製品の製造も行っております。
《製造可能範囲》
サイズ:~2000A(80インチ)
肉 厚:~120mm
※品種によって異なりますので、詳細はお問い合わせください。
鋼管を素材として製造する管継手は素材となる鋼管がサイズによっては入手しづらく大径品の製造には向きません。大径品管継手の製造は、鋼板から成形し溶接にて製造することで提供が可能となります。 (詳細を見る)
取扱会社 FEM(有限要素法)受託解析サービス リーフレット
ベンカン機工の起源である「溶接式管継手」は、配管の永久的な接合を目的に、パイプと突き合わせて溶接するものであり、配管の接合方式において、もっとも、歴史が深く認知、信頼されている方式であると言えます。 ベンカン機工は、お客様のニーズに応えてまいります。
FEM(有限要素法)受託解析サービス リーフレットへのお問い合わせ
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