高砂電気工業株式会社 製品採用事例No.2【海洋研究開発機構様】 小型バルブ・ポンプ
- 最終更新日:2024-07-19 10:01:04.0
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独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)様は、二酸化炭素の吸収/放出量の分布を全球規模でより正確に把握するため、船舶を使い、海上の二酸化炭素濃度を観測していましたが、従来の方法に限界を感じ、海洋表面で漂いながら観測する「二酸化炭素観測ブイ」を開発。
そのコアとなるフローセル部分に、当社の製品が搭載されました。
従来の装置は数本のガスボンベを必要とし、装置全体のサイズは、高さ1900×幅1200×奥行600mmほどで、大きく重く費用も高額でした。
そこで開発されたのが、「二酸化炭素観測ブイ」と呼ばれる新装置。
ガス透過膜を通して周囲の海水と二酸化炭素の交換を行うと、pH指示薬溶液中を二酸化炭素が出入りすることによってpHが変化し、溶液の色が変化します。
pH指示薬溶液を送液するマイクロポンプや入れ替えるためのバルブ、測定部のフローセル、それらをつなぐ流路をマニフォールド化することによって、ブイ内部の小型化に貢献し、ブイの大きさは直径260、全長600mmまで小型化。
完成した計測装置は南極海で1年間の漂流観測に成功しました。
基本情報製品採用事例No.2【海洋研究開発機構様】 小型バルブ・ポンプ
ピエゾマイクロポンプ SDMP302
【特長】
・ 小型・薄型・軽量で、微少量の送液が可能です。
・ 液体の触れる部分に金属を使用していません。
・ 低騒音・低消費電力です。
・ 駆動電圧、駆動周波数による流量コントロールが可能です。
・ 自己吸引が可能で、呼び水が不要です。
価格情報 | 未定 |
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納期 |
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用途/実績例 | マイクロポンプユニットを用いて、海洋研究開発機構(JAMSTEC)様の「二酸化炭素観測ブイ」の小型化・省電力化に貢献した事例です。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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SDMP302 | 外形寸法 25 x 25 x 4.8 mm |
カタログ製品採用事例No.2【海洋研究開発機構様】 小型バルブ・ポンプ
取扱企業製品採用事例No.2【海洋研究開発機構様】 小型バルブ・ポンプ
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高砂電気工業は、ソレノイドバルブ、ピンチバルブ、エアオペレートバルブ、ピエゾマイクロポンプ、ダイアフラムポンプ、シリンジポンプ、マニフォールド、流路チップ、継手等、精密流体制御に関連するコンポーネンツを豊富に取りそろえております。特に、小型バルブやマイクロポンプを開発しており、製品の小型化・軽量化を考えているお客様に好評いただいています。化学薬品、溶剤、分析用サンプルなど、特殊な流体を扱うことができる材質を選定しており、用途は診断装置、環境測定装置、各種の化学分析装置、医療機器、インクジェットプリンター、燃料電池など幅広い分野に使用されています。既存製品を紹介するだけでなく、お客様の用途に合わせ特注品にカスタマイズすることが得意です。また、複数コンポーネンツを組み合わせた流体モジュールも製作致します。試作からも対応可能です。 (動画チャンネルはこちら) http://www.youtube.com/channel/UCYYBVDTT2ewI7wIhjzrpwhw
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