炭素数が多いアルデヒド類は、一般的に嗅覚閾値(人間が感知できるにおいの最小濃度)が極めて低いため、処理対象となる気体中に微量でも残っていると、臭気濃度(臭気のある気体を、無臭の空気で希釈し、臭いが感じられなくなった希釈倍数)が極めて高い傾向にあります。
[効果が期待できる悪臭]
物質が加熱されることで発生する焦げ臭
*アルデヒド系化合物:
N-ブチルアルデヒド・イソブチルアルデヒド・N-バレルアルデヒド・ イソバレルアルデヒド・ヘキシルアルデヒドなど
化学反応により無臭もしくは臭気の低い物質に変え、それらをポリマー分子に吸着させ分子内に閉じ込めることで臭気を削減させます。
基本情報アルデヒド系物質の臭気に特化した消臭剤「ノーズパルGR-10S」
1.性状・規格・安全性・環境への影響
● 外 観:無色透明の液体
● pH:5.70±0.5(製品原液25℃)
※本製品の希釈ランニング液はpH5.0~pH7.0の範囲で使用すること。
● 希釈倍率:
●ノズル噴霧用:100~300倍
●スクラバー処理用:各種悪臭物質の排出質量に合わせて、希釈倍率と補充量を設定する。
● 水溶性:任意の割合で水に溶解する。
● 消防法の分類: 非危険物
● 毒劇物取締法: 非該当
● 排水処理法:
●施設内に排水処理設備が敷設されている場合は、処理条件を確認の上、放流することが出来る。
●下水道放流をする場合は、施設所在の都道府県の下水道法の規制値をクリアすることが必要。
●ドレーン排水は通常そのまま河川放流は出来ない。
2.使用方法
●ダクト内(またはチャンバー内)で希釈液を噴霧する方法や、アルデヒド化合物濃度が高く、臭気が強い場合はより気液接触率の高いスクラバー処理をおすすめします。
●水(※水道水が好ましい)で希釈してご使用ください。
●処理するガスの臭気成分濃度に応じて希釈倍数を決めてください。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 |
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※設置条件により納期が変動しますのでお気軽にお問い合わせください。 |
用途/実績例 | [導入事例]畜産飼育工場の飼育舎内の臭気削減 ノーズパルGR-10Sの300倍希釈液を噴霧処理後、ガスクロマトグラフにて測定 事例 :*処理方法:ダクト内噴霧方式試験機 *排気風量:3㎥/min *臭気濃度:原臭/ 4,000 → 処理後/320 臭気削減率:92% |
取扱企業アルデヒド系物質の臭気に特化した消臭剤「ノーズパルGR-10S」
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