株式会社ハムロン・テック 差圧方式との比較
- 最終更新日:2023-12-13 11:07:37.0
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差圧方式は現在最もポピュラーな気密防水試験器として知られております。
差圧方式は一定容積内に一定圧力を加えると、ワークに空気が流れ込むことにより加圧空間の容積が変わって圧力が変化することから、別名“容積検出方式”とも呼ばれています。実際の現場機として使用する場合、以下のような要素が判定ノイズとして現れます。
(1)ワーク投入時のカプセルの空間(容積)の
バラツキ。(出来る限り小さくすることが望ましい)
(2)ワーク形状(容積)のバラツキ。
(3)加圧に伴うワーク形状(容積)の変化。
(4)ワークや周辺温度の変化による圧力変化。
(5)空圧回路の容積変化。
定量判定(洩れ量を数値的に規定して合否判定する場合)が可能な半面、これらのノイズが誤判定要因となる可能性があります。
※WPCではこれらの判定ノイズの影響を受けません。
基本情報差圧方式との比較
予め洩れの無いことが確認されたマスタワークと、洩れの検査を行うワークとに同圧力を加え、
ワークに洩れがある場合は圧力差を生じることから洩れを判定します。
また密閉物のように内部を直接加圧できない場合は加圧カプセル内にマスタとワークを入れ、
カプセル内の圧力差により洩れを判定します。
差圧方式
・テストのためにワークを2つ用意する必要がある。
・マスタワークの管理(常に良品である事、等)が必要。
・ワークに合わせた専用カプセルが必要。
・ワークを水にぬらすことなくテストを行うことが可能。
・洩れ量を数値的に規定して合否判定が可能
・様々な判定ノイズの影響を受け易く運用が難しい。
歪検出方式
・ワークを1つ用意すればテストが可能。
・装置カプセル内に入るワークサイズであればテストが可能。
・ワークを水にぬらすことなくテストを行うことが可能。
・洩れ量の直接計測が出来ない。
・判定ノイズの影響を受け難く、運用が容易。
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