検体採取は一本の綿棒で"膣入口部"の検体採取後、同綿棒もしくはもう一本の綿棒を用い て"肛門内"あるいは"肛門周辺部"からも採取することが望ましいとされており、汎用されている血液寒天培地での検出手法では、肛門内や周囲の夾雑菌の存 在により分離困難となるケースが認められています。そのような中、選択力が強く、そして鑑別能力が高い「クロモアガー ストレップB」をご用意しております。GBSが特徴的な"藤色"で発育する酵素基質培地です。非溶血性GBSも検出できます。妊婦膣分泌物培養検査用を一枚でできる「クロモアガーカンジダ/ストレップB分画培地」もご用意しています。
また、GBS保菌量が少ないケースでは、直接分離培養で見逃されることが危惧されています。弊社では、迅速増菌が可能なGBS選択増菌培地「ランバクイックGBS」をご用意しております。
基本情報B群溶血性レンサ球菌(GBS)
B群溶血性レンサ球菌(GBS)は約10~30%の妊婦膣/便中から検出され、母児垂直感染症(肺炎、敗血症、髄膜炎等)の原因となります。GBS 保菌母体から感染児が出生する確率は2%前後と推定されており、その頻度は決して低くありません。このようなことから妊婦膣分泌物培養検査においてGBS の保菌調査が実施されています。
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カタログB群溶血性レンサ球菌(GBS)
取扱企業B群溶血性レンサ球菌(GBS)
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試薬=試験研究用の薬品は、学究機関はもちろんのこと様々な産業分野で、新たなプロダクトの誕生を支えています。また製造プロセスの効率化や、品質管理にも欠かせないものとなっています。 さらに、あまり知られていないことかもしれませんが、私たちの毎日の暮らしを守る役割も果たしています。例えば、機能性化合物、医薬品などとして生まれた新たな化学物質の検出やチェック、製品の品質確認などにも役立てられているのです。 そして今後、試薬の利用分野は今以上に細分化され、さらなる高品質・高機能が求められると考えられています。こうした時代背景の中、私たちはこれからも試薬のトップブランドとして常に次代を読み取り、チャレンジスピリットを忘れず、試薬で未来へ貢献していきます。
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