金属製品の洗浄装置における、非定常作業中の有機溶剤中毒の事例をご紹介
洗浄装置内の浴洗槽にて回転中のかごがはずれ、洗浄中の製品が槽内で
散乱したため、洗浄装置内に作業員が入り、散乱した製品を拾い上げました。
しかし、洗浄液が半分ほど残っている状態で入ったため、洗浄液に含まれる
ジクロロメタンの蒸気を吸引し、ばく露。
洗浄液の蒸気を吸入し気を失い、洗浄装置内でハンガーに引っかかった
状態でいるところを、洗浄担当作業者に発見され、救出されました。
医師によりジクロロメタン中毒と診断を受け、15日間休業しました。
【提案】
■十分な換気の確認には、ガス濃度の測定が有効
■個人用PID式モニターを使用した化学物質のリスクアセスメントがお勧め
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報【労働災害事例】金属製品の洗浄装置における有機溶剤中毒
【事例概要】
■発生場所
・ガス機器等の電磁弁等の製造を行っている事業場でダイカスト製品の
洗浄を行う超音波自動洗浄装置内
■対策
・洗浄装置内に入る場合は、当該装置内の洗浄液をすべて排出し、
十分な換気を行い送気マスク等の保護具を着用すること
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用途/実績例 | ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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