廃液を水の入った廃液タンクに入れたところ、塩素ガス中毒及び化学性結膜炎となった事例
香料の研究工程において、被災者が試薬として使用した塩化ホスホリルの
廃液を、防火のために水を入れた廃液タンクに入れたところ、タンク内の
水と反応し塩素ガスが発生したため、ばく露しました。
被災者は救急車で病院に搬送され、診断の結果、「塩素ガス中毒及び
化学性結膜炎の症状」と診断され、入院しました。
【提案】
■リスク低減措置に加え、ガス検知警報器で安全確認をしながら
作業することがお勧め
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基本情報【労働災害事例】廃液を水の入った廃液タンクに入れたことで入院
【事例概要】
■発生場所
・香料の研究工程の廃液タンク
■対策
・廃液タンクの処置を従来の方法と変更した場合は安全衛生教育を含めた
リスクアセスメントを実施、危険、有害性を労働者の共通認識とし、
災害防止を行うこと
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