多剤耐性アシネトバクター(MDRA)は、アミノグリコシド系、カルバペネム系、フルオロキノロン系の3系統の薬剤に対して耐性を示すものと定義され、5類感染症として、届出が必要となっています。届出は、感染症が疑われ本来無菌的材料(髄液や胸水など)から検出された場合や、喀痰、膿汁などから分離され、感染症の起因菌と判定された場合、死亡事例が認められた場合です。
本菌による感染症では治療が難渋化します。院内感染対策も厳重に講じなければなりません。そのためにもMDRAスクリーニング培地の要求は高いと考えております。「クロモアガーMDRAスクリーン培地」はMDRAが特徴的に"赤色"コロニーを形成することで簡便かつ選択的にスクリーニングでる酵素基質培地です。その他の微生物は、発育が阻止されるか、他の色調のコロニーを形成するため鑑別が容易です。
基本情報多剤耐性アシネトバクター MDRA
<特長>
●多剤耐性アシネトバクター(MDRA)が特徴的な赤色を発育
●3剤(IPM,AMK,CPFX)耐性のMDRAを選択的に分離可能
●主としてA.baumanniiの分離や推定を目的とした酵素基質培地
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カタログ多剤耐性アシネトバクター MDRA
取扱企業多剤耐性アシネトバクター MDRA
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試薬=試験研究用の薬品は、学究機関はもちろんのこと様々な産業分野で、新たなプロダクトの誕生を支えています。また製造プロセスの効率化や、品質管理にも欠かせないものとなっています。 さらに、あまり知られていないことかもしれませんが、私たちの毎日の暮らしを守る役割も果たしています。例えば、機能性化合物、医薬品などとして生まれた新たな化学物質の検出やチェック、製品の品質確認などにも役立てられているのです。 そして今後、試薬の利用分野は今以上に細分化され、さらなる高品質・高機能が求められると考えられています。こうした時代背景の中、私たちはこれからも試薬のトップブランドとして常に次代を読み取り、チャレンジスピリットを忘れず、試薬で未来へ貢献していきます。
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