株式会社東北テクノアーチ 【東北大学技術】新硫化技術、SnS太陽電池:T20-154
- 最終更新日:2024-10-18 14:13:13.0
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安全、低温成膜、不純物を含まない硫化技術を開発(硫黄プラズマ)、同手法でn型SnS薄膜とそれを用いた太陽電池を開発
SnS(硫化スズ)を用いた薄膜太陽電池は以下特徴がある
・ Cd、Teのような有害元素を含まない
・ 安価な元素(Sn及びS)のみで構成される
(原料コストはシリコン系の1/7、CdTeの1/2、CIGSの1/14)
・ 2-3μmの厚さで光吸収が可能(シリコン系~500μm)
・ ホモp-n接合で変換効率25.3%が実現できると報告されている
しかしながら高効率のホモp-n接合を有するSnS太陽電池を実現する
ためには、技術的に作製出来なかったn型のSnS薄膜の実現が必要であった。
本発明は今まで作製出来なかったn型SnS薄膜を硫黄プラズマを用いた
新規硫化技術を用いて世界で初めて実現した。このn型SnS薄膜を用いる
ことで今後ホモ接合のSnS太陽電池を実現することが期待される。
基本情報【東北大学技術】新硫化技術、SnS太陽電池:T20-154
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