ジーンフロンティア株式会社 【抗体職人事例】特定の酸化型Cysを見分ける抗体の成功事例
- 最終更新日:2022-03-14 17:02:04.0
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パーキンソン病などに関与するといわれるDJ-1タンパク質に存在する3か所のCysのうち、
106番目のCysが酸化されたDJ-1のみを認識する抗体は、ウサギへの免疫による
ポリクローナル抗体やマウスへの免疫によるモノクローナル抗体の作製方法で
取得を試みていますが、いずれも希望する抗体が得られませんでした。
そこで、抗原は酸化型C106を含む周辺配列をベースに合成されたペプチドを用い、
組み合わせの異なるキャリアタンパク質とクロスリンカーで、コンジュゲートを作製。
結果、酸化型C106ペプチドには陽性、還元型C106ペプチドには陰性を示す
クローンを見出すことができました。
【事例概要】
<課題>
■ウサギへの免疫によるポリクローナル抗体やマウスへの免疫による
モノクローナル抗体の作製方法では、希望する抗体が得られなかった
<結果>
■酸化型C106ペプチドには陽性、還元型C106ペプチドには陰性を示す
クローンを見出すことができた
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報【抗体職人事例】特定の酸化型Cysを見分ける抗体の成功事例
【抗原の設計】
■抗原は、酸化型C106を含む周辺配列をベースに合成されたペプチドを使用
■組み合わせの異なるキャリアタンパク質とクロスリンカーで、コンジュゲートを作製
■陰性対照として同じペプチド配列ながら還元型C106を持つペプチドを合成し、
キャリアタンパク質とカップリングさせ、コンジュゲートを作製
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カタログ【抗体職人事例】特定の酸化型Cysを見分ける抗体の成功事例
取扱企業【抗体職人事例】特定の酸化型Cysを見分ける抗体の成功事例
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抗体医薬をはじめとするバイオ医薬の研究・開発の分野における基礎研究向けの製品・サービスから、抗体医薬シーズの開発まで、幅広く事業展開しています。 1.PUREfrex(完全再構成型無細胞タンパク質合成試薬) PUREfrexは、大腸菌由来の、タンパク質合成に必要な因子のみを用い、転写・翻訳反応だけを試験管の中で再現した無細胞タンパク質合成試薬です。鋳型となるDNAもしくはmRNAを添加するだけで、目的のタンパク質を簡便に得ることができます。本試薬は、タンパク質科学における基礎研究だけでなく、タンパク質をベースにしたバイオ医薬開発を加速するものとして期待されます。 2.抗体職人(ファージディスプレイによるモノクローナル抗体作製サービス) 抗体職人は、完全人工ヒト抗体作製技術を用いたモノクローナル抗体作製サービスです。450億種類の人工抗体ライブラリから特異的な抗体を迅速に取得でき、動物免疫では不可能な抗体も作製できます。リン酸化修飾の有無といった微小な差を識別するような抗体作製など、戦略的な抗体選択方法の設定により、望む特異性を持った抗体を狙って作製することが可能です。
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