九州大学・先導物質化学研究所の友岡、井川、河崎らの研究グループによって開発された無触媒クリック反応素子(DACN)の誘導体として新たに、NHSエステルやマレイミドなどの連結部位を有する新分子が加わりました。これら新しいDACN誘導体では、アルキン部位でのHuisgen(ヒュスゲン)反応による分子連結とともに、もう一箇所での分子連結を相互に干渉することなく簡便に行うことができます。ペプチド工学、タンパク質・抗体工学、糖鎖工学、核酸工学、錯体化学、機能性分子の合成などの多様な分野でご利用頂けます。
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基本情報無触媒クリック反応素子『高機能性アルキンDACN』
・良好なクリック反応性(OCTの約2倍)
・OCTやDBCOの問題を解決
高い熱安定性:取り扱いが容易、加熱条件での反応実施可
チオールに対する低反応性:システインやグルタチオン等、生体チオールの共存可
低疎水性(NMs-DACNシリーズ):水溶性向上、タンパク質の非特異吸着を抑制
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カタログ無触媒クリック反応素子『高機能性アルキンDACN』
取扱企業無触媒クリック反応素子『高機能性アルキンDACN』
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試薬=試験研究用の薬品は、学究機関はもちろんのこと様々な産業分野で、新たなプロダクトの誕生を支えています。また製造プロセスの効率化や、品質管理にも欠かせないものとなっています。 さらに、あまり知られていないことかもしれませんが、私たちの毎日の暮らしを守る役割も果たしています。例えば、機能性化合物、医薬品などとして生まれた新たな化学物質の検出やチェック、製品の品質確認などにも役立てられているのです。 そして今後、試薬の利用分野は今以上に細分化され、さらなる高品質・高機能が求められると考えられています。こうした時代背景の中、私たちはこれからも試薬のトップブランドとして常に次代を読み取り、チャレンジスピリットを忘れず、試薬で未来へ貢献していきます。
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