フッ素樹脂熱収縮チューブ(離型性(非粘着性)、耐蝕性、滑り性、耐熱性)
■優れた特性
1,剥離(非粘着)性
特に優れています。完全非粘着ではありませんが、剥離性は良好で付着は簡単に拭き取る事ができます。
2,耐蝕性
強酸、強アルカリや溶剤に侵されません。
3,滑り性
摩擦抵抗が低く、他のフッ素樹脂処理材と同様に非常に優れています。
4,耐熱性
180℃まで連続使用可能です。
基本情報【表面処理】フッ素樹脂熱収縮チューブ(離型性(非粘着性))
■加工技術の詳細
1,フッ素樹脂製のチューブを約400℃の熱風で収縮させライニング(被覆)する技術です。
2,金属ロールだけでなく、ゴムや樹脂がライニングされたロールにも処理可能です。ただし、収縮加工時の熱により母材表面が影響を受ける可能性があります。
3,現場施工も可能です。大型ロールの場合はクレーンなどでの吊り上げを必要とします。
4,素材と共に伸縮を必要とする場合などには、ライニング時に特殊技術を用いることで母材とチューブを接着する事も可能です。
5,チューブ厚は0.5mmと1.5mmの2種類があります。用途、寿命を考慮して選定いただけます。
6,サイズは限定されますが、導電性のチューブをライニングする事も可能です。標準仕様品は非導電性となります。
■注意事項
ご使用温度が80℃を超えてしまう場合は、密着力が落ち、チューブがずれる事があります。
対策として、チューブの両端をフランジ等で機械的に止めなければならない場合がありますので、ご相談下さい。
素材表面の凹凸が、被覆加工後の表面に反映してしまいます、ご注意下さい。
価格帯 | お問い合わせください |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 此れまでに、ご使用頂いた用途例 ■剥離(非粘着)性、耐蝕性用途 製紙機械の*コーターロール、サイズロール、コーター用エキスパンダーロール、ペーパーロール他 ■剥離(非粘着)性用途 製紙機械のペーパーロール、樹脂シートが固まる直前の搬送用ロール他 ■滑り性用途 製品搬送ライン部品等 ■耐蝕性・耐熱性 薬品貯蔵タンク内の接液する部品 |
取扱企業【表面処理】フッ素樹脂熱収縮チューブ(離型性(非粘着性))
【表面処理】フッ素樹脂熱収縮チューブ(離型性(非粘着性))へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。