硬質アルマイト処理(耐蝕性、耐摩耗性)
■優れた特徴
一般アルマイトに比べ耐蝕性や耐摩耗性が向上します。硬度はHv350~450程度になります。
一般アルマイトでは封孔処理を行って耐蝕性を持たせますが、硬質アルマイトは通常封孔処理は行いません。
※封孔処理 アルマイト成膜後、高温水蒸気や沸騰水を使用し皮膜性能を上げる後処理のこと。
基本情報【表面処理】硬質アルマイト処理(耐蝕性、耐摩耗性)
■加工技術の詳細
標準的なアルマイト(陽極酸化)処理に比べ低温の槽で処理を行いHv400程度の硬い皮膜を得る技術です。膜厚も標準アルマイトが5~25μm程度に対し、50~100μmと厚膜になります。皮膜自体は通電しない絶縁性を有します。
■加工可能サイズ
900×4000×4500mm
■母材
A5000系、6000系が適しています。ダイキャスト品は皮膜が生成し難いので注意が必要です。
■注意点(処理による欠点等)
アルマイト皮膜は、アルミ母材を浸食(改質)しながら成長します。そのため膜厚と寸法増加率が異なります。
■納期(数量、サイズによる異なる)
1週間程度。
■お問い合わせ
こちらの製品について弊社が取り扱っていないので、お手数をおかけしますがメーカーのホームページよりお問い合わせください。
メーカーのホームページ:https://www.sanwa-p.co.jp/
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用途/実績例 | ■此れまでに、ご使用頂いた用途例 ガイド部品、半導体製造装置部品、ベースプレート、チャンバー |
取扱企業【表面処理】硬質アルマイト処理(耐蝕性、耐摩耗性)
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