ソフトウェア"PHOTO-WAVEjω"を使用!球体にあたった後の散乱波を有限要素法により解析
平面波が散乱体に入射し、散乱されたときの遠方場での散乱波を
有限要素法により推定した事例をご紹介します。
電場がX軸方向に偏波した平面波をZ軸方向に入射し、この球体にあたった
後の散乱波を有限要素法により解析。
次にその結果をもとにして遠方場の散乱波を2種類の方法で推定し、
その結果を比較します。形状はフルモデルとしました。
【使用ソフトウェア】
■PHOTO-WAVEjω
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基本情報【解析事例】誘電体球による平面波の散乱解析
【解析条件】
■解析モデル
・誘電体球(半径:a)の周囲を空気(半径:R)で包む
・空気層の外周には「インピーダンス境界」を設定し、「無反射境界条件」とする
■入射する平面波
・大きさ:X軸方向 (実部) 1[V/m] (虚部) 0[V/m]
・進行方向:Z軸方向
・周波数:20[GHz] 波長 λ=1.5×10^−2[m]
■誘電体球
・比誘電率:1.56
・誘電体球の半径(a)と空気層の半径(R):3種類
■散乱波を観測する遠方場の観測点:半径1.0[m]の円
■遠方場の推定方法:外場計算による方法、多重極展開による方法
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